新型コロナウィルスの外出自粛の中、ウォーキングやジョギング、サイクリングをする人が増えています。
特に人口が多い都市部においてはウォーキングやジョギング、サイクリングをする人が密集してしまい、結果的に適切なソーシャルディスタンスを実現できていないという研究が出ています。
ベルギーなどのヨーロッパ諸国の共同研究により、ウォーキングやジョギング、サイクリングの際に必要な適切な間隔が発表されています。
適切なソーシャルディスタンスとは?
ウォーキング
5m以上の間隔をあけることが理想とされています。
ジョギング
10m以上の間隔をあけることが理想とされています。
サイクリング
20m以上の間隔をあけることが理想とされています。
適切なソーシャルディスタンスへの対応策は?
実際に、東京の中でも人口の多い区に住んでいる人々にとっては適切なソーシャルディスタンスを確保しようと思っても、5mや10mというのは現実的に厳しいです。
そのため、ウォーキングやジョギングの際の飛沫感染リスクを抑えるためには下記の工夫が必要です。
・人が少ない公園や歩道に行く
・人が少ない時間帯に行く
・人の真後ろではなく、横もしくは斜め後ろを走る
→単純ではありますが、これらのことを実施することで飛沫感染リスクを少しでも下げることが可能です。
適切なソーシャルディスタンスを確保しない場合の感染率は高い?
実際に、適切なソーシャルディスタンスを確保できていない人も多い状況ですが、専門家によると仮に適切な間隔をとっていなくてもそれにより感染が爆発することは今のところそこまで気にする必要はないようです。
ですが、今後、ウォーキングやジョギング中による感染が多数確認される可能性も0ではないため、自分自身や周りの人を守るためにもこのような情報を把握し、できるだけ適切な行動を心掛けましょう。