新型コロナウィルスは最初に中国の武漢で発見され、当初は中国国内で感染者が爆発し都市封鎖なども行っていましたが、徐々に感染者の拡大が収まっています。
その影響もあり、現在中国では国内線の乗客率が急激に回復しています。
※中国での感染者数や死亡者数などの報告データは嘘だ!とよく言われていますが今回はその議論は一旦置いておきます。
中国の国内線は前年比70%減⇒30%減まで回復!
中国の航空会社の運休や減便は2月下旬が最もピークで前年比71%でした。(航空データ分析の会社シリウムによるデータに基づく)
その後、徐々に都市封鎖や外出自粛も緩和され始めてきており、4月下旬には前年比33%まで回復しています。
中国以外のアジアやアメリカ、ヨーロッパ諸国の状況は?
中国の国内線がここまで回復しているのであれば、他の国や地域においても回復してきていてもおかしくありません。
実際のデータを見てみると、中国以外でもアジア諸国においては旅客機の運航数が増えている場合もあります。
しかし、アメリカやヨーロッパでは現在においても旅客機の減少は止まっていない状況です。
アジアやアフリカなど一部の国においては感染が収束してきていないにも関わらず経済状況を優先して外出自粛を緩和している場合もあるようです。
そういう意味では、単純に「旅客機の運航数が回復=新型コロナ収束」とは言えない状況でもあります。
まとめ
中国が新型コロナウィルスを抑え込むことに本当の意味で成功しているのであれば、日本や他国も中国の対策から色々と学び早めによりよい対策を講じるべきですが、中国の公表値は信憑性が低いと認識している国が多いため参考になるかは不透明です。
今後、中国や他国で旅客機の運航が再開し、新型コロナウィルスの感染拡大も落ち着いてくれば世界的にも同様の流れが加速していくと思いますので経済的な意味でも非常に大きな意味があります。
ゴールデンウィークの航空会社の予約状況をみても前年比で90%以上の落ち込みが確認されているため、同じ状況が長期化しないように今後何か手を打つ必要があるかもしれません。
まずは、各自できるだけ外出自粛を徹底して自分の命を守ると同時に他者へ感染させることがないように努力していきましょう!