新型コロナウィルスの感染者が世界中で拡大しています。
その中でも中国はダントツですが、その次に感染者が多く確認されているのは韓国です!
日本と韓国は中国との距離も近く、また貿易や観光など、経済面でも中国と密接に関わっています。
では、なぜ日本よりも韓国の方が新型コロナウィルスの感染者数が約20倍も多いのでしょうか?
その真相に今回の記事では迫りたいと思います。
韓国の感染者数は日本の20倍?
新型コロナウィルスの感染者数は日々増加しており、感染者の数の報告も毎日更新されています。
当サイトでNHKの情報を元に記載した記事の段階では「韓国の感染者数は3736人」でしたが、3月3日現在は4212人に増加しています。
新型コロナウィルスの世界各地の感染者数の最新状況は下記のリンクよりご確認ください。
新型コロナウィルスの感染者数の推移を厚生労働省の最新情報でみると、2020年3月2日現在で日本が232人、韓国が4212人となっており約20倍もの差があります。
韓国は日本よりも徹底的な検査を実施している?
日本と韓国で感染者数が20倍もの差があるのは、単純に「新型コロナウィルスの拡大スピードが違うから」という理由ではないようです。
この差が表れる一つの理由として各国の検査件数の差が挙げられます。
韓国では世界トップレベルの検査能力&診断能力があると言われており、今回の新型コロナウィルスの感染に関しても日本やアメリカなどよりも多くの検査を実施しています。
具体的には、韓国が27日に検査した人数は約45,000件であるのに対し、日本は約2,000件、アメリカは約500件に留まっています。
また、韓国では検査結果を情報公開するシステムが整っており、結果的に韓国の新型コロナウィルスの感染者数が多く確認されているようです。
韓国は宗教団体で集団感染した?
韓国の新型コロナウィルスの感染者数が多い理由の一つとして、宗教団体「新天地イエス教会」の集団感染が挙げられます。
ニュースでも報道されていましたが、宗教団体のトップの人物が記者会見をして土下座して謝罪していました。
文在寅大統領の対応の失敗
韓国では何かと話題になる文在寅大統領ですが、新型コロナウィルスが拡大し始めたときの対応が甘かったと指摘する声も上がっています。
特に中国人の入国制限措置を取らなかったことが感染拡大に繋がっていることは明白でしょう。
そういう意味では日本もようやく本格的に色々な対応を始めていますが、当初は意思決定が遅く心配な部分も多かったです。