海外移住しやすい国ランキングTOP10!で5位にランクインしたパラグアイ。
パラグアイと言えばどのようなイメージがありますか?
どの大陸にあるの?南米?パラグアイ?ウルグアイ?・・・というレベルの認識の日本人の方が多いと思います。
私自身も海外移住について本格的に調べる前まではパラグアイのことは良くわかっていませんでした。
今回は日本人にとって馴染みがあまりないパラグアイについて特集します。
意外にも日本とパラグアイは移住協定を結んでいるほど交流が深く、実はかなり親日だとも言われています。
パラグアイ移住を検討するにあたり、まずはパラグアイの「メリット」と「デメリット」をそれぞれ見ていきましょう。
パラグアイ移住の「メリット」&「デメリット」
・ビザや永住権が取りやすい
・物価が安い
・タクシーやバスなどの交通費が安い
・暖かい気候で過ごしやすい
・中南米の中では比較的治安は良い
・税金が安い
・公立病院が無料
・日系人が比較的多い
・のんびりできる
・一昔前の日本のようなコミュニティ意識が強く人に優しい
・日本人でも起業しやすくビジネスチャンスが多い
・パラグアイで永住権が取得できると他の南米国に自由に滞在できる
・時期によっては暑すぎて外に出づらい
・日本から遠い(乗り継ぎで25時間~35時間)
・公用語がスペイン語で英語がほとんど通じない
・交通マナーが悪い
・住む場所によっては治安があまり良くない
・インフラが整っていない地域が多い
・日本と比べると衛生面が劣る
実は親日のパラグアイ
移住を検討するにあたってその国が日本人のことをどう思っているかは意外と大事ですよね?
親日国家と言われている国はそこそこあると思いますがパラグアイもその中の一つです。
日本人はパラグアイへの馴染みがあまりないため親日と言われてもなかなか実感がないと思います。
パラグアイが親日な理由と歴史的背景
日本は戦後、満州からの帰国者の影響で住居不足に悩まされていました。
そんなときパラグアイが日本人の移民を中南米で初めて受け入れてくれたという歴史があります。
日本人移住は1956年からスタートし、1959年には「日本・パラグアイ移住協定」が結ばれ約7000人もの日本人が移動したそうです。
そして、移住した日本人は現地で勤勉に農地の開拓や機械化を成功させ、パラグアイの大豆と小麦の輸出に大きく貢献しました。
また、トマトなどの野菜類も当時は生産できていなかったそうですが、日本人移民の努力により生産がスタートしました。
日本人移民によりパラグアイ経済は大きく発展し、当時の日本人の功績がパラグアイで浸透しているため、パラグアイからはすごく感謝され親日家が今でも多いそうです。
まとめ
パラグアイは日本の真裏で距離的にはすごく遠いですが、南米にハマる日本人も意外と多いですし「住めば都」になるかもしれません。
海外移住を検討するときには、一般的には物価が安く日本からも近い東南アジア諸国が第一候補に挙がりますが、パラグアイ移住となると少し勇気が必要だと思います。
パラグアイの移住の魅力はメリットの項目でも記載しましたが、低資金でビザや永住権を取得しやすいだけでなく物価も安くのんびり過ごせることが最大の魅力です。
「日本人でパラグアイに移住した」という話を直接聞くこともなかなかないですし、他の人と違う人生を歩みたい人にはおすすめです!
ぜひ海外移住の一つの候補にパラグアイを検討してみてはいかがでしょうか?