ドバイと聞いてどこの国?と思う日本人の方もまだまだ多いかもしれません。ドバイは国名ではなく都市名です。ドバイは日本と石油の関係が深いアラブ首長国連邦の中にあります。
ドバイは日本人の中では観光地としてまだ認識があまりされてない国の一つですが、近年急激な経済成長を遂げ世界的にも注目を浴びている都市です。
今回はドバイ旅行に赤ちゃん連れで私たち家族が9日間行ってきたのでその実体験も混みでドバイの魅力を紹介したいと思います。
「ドバイ」ってどんなところ?ドバイの基本情報をチェック
国名・首都 | アラブ首長国連邦(英名:UAE)、首都=アブダビ |
言語 | 公用語はアラビア語、英語はほぼ通じる |
宗教 | イスラム教が90%、ヒンドゥー教や仏教が少数派 |
日本からの所要時間 | 東京(羽田・成田)から直行便で11時間~12時間 |
時差 | 日本より5時間遅い |
気候 | 夏季=4月~10月(平均気温は30度~50度)、冬季=11月~3月(平均気温は20度~30度) |
ベストシーズン | 10月~3月 |
通貨 | ディルハム(AED)、2022年5月時点のレートは1AED=35円 |
電圧・周波数・プラグ | 電圧=220~240ボルト、周波数=50ヘルツ、プラグ=BFタイプ |
ビザ | 30日以内の滞在は申請不要 |
「赤ちゃん連れ」・「子連れ」でドバイ旅行をオススメする12の理由
①治安が良い
イスラム教の人々がたくさんいるし、中東というあまりよく分からない地域にあるし「治安は悪そう」と思う方も多いと思いますが、実際にドバイは治安は良いです。
もちろん治安ランキング上位の日本や欧米国と比べると少々劣るとは思いますが、一般的に見ると良い部類に含まれるでしょう。
②清潔感があり街が綺麗
ドバイは富裕層も多く、街は綺麗に整備されている印象です。
まだまだ開発途上のエリアも多いですが、どんどん高層ビルが建設されており近代的な都市になりつつあります。
街中だけでなくショッピングモールやビーチ、電車、ホテルなど基本的に清潔感があり空気も良いです。
③人混みが少ない
日本の東京に住んでいる人は特にドバイは人が少ないと感じるはずです。
日中は気温の関係で街中を歩いている人は少ないですし、ショッピングモールや観光地でも日本と比較すると人が少ないです。
東京の新宿や渋谷などは世界1位と世界2位の利用者数を誇る駅ですが、ドバイの電車は比較にならないほど空いています。
④移動が便利で渋滞しない
ドバイの移動手段は主にタクシーか電車ですが、日本からの観光で行く場合はタクシーをメインで利用することが多くなると思います。
タクシーを利用する場合、日本だと結局渋滞して時間がかかることも多いですがドバイは日本のように渋滞していません。道路も広いですし予定通りの時間にほぼ到着することができます。
電車も値段も安く、ブルジュハリファがある世界最大のショッピングモールの駅や空港に直結していたりもするので、滞在しているホテルの場所によっては非常に使い勝手が良いです。
⑤Uberが普及していて高級タクシーに格安に乗れる
私たち家族が滞在していたホテルは電車の駅が歩いて少し遠い場所にあったので、毎日のようにUberのタクシーをホテルに呼んでショッピングモールやスーバー、観光地などに出かけてました。
ドバイではUberとCareem(カリーム)というタクシーアプリが普及していますが、私たちはUberを使っていました。
ドバイでUberタクシーを呼ぶとスタンダードなランクのタクシーを選んでも高確率で高級車が来ます。特にレクサスが非常に多いです。
私たち家族は滞在中おそらく20回以上Uberのタクシーに乗りましたが15回くらいはレクサスで、後はベンツやその他の車種でした。
⑥巨大ショッピングモールが多い
ドバイはとにかくショッピングモールが巨大です(笑)
私たち家族が実際に訪れたショッピングモールは全部で4つですが、そのうちの一つはギネスブックにも認定されている世界最大の「ドバイモール(THE DUBAI MALL」です。ちなみにその他3つは「ドバイフェスティバルモール(Dubai Festival City Mall)」、「ドバイマリーナモール(Dubai Marina Mall)」、「ブルジュマン(BurJuman)」です。
約1200店舗が入っており、世界一巨大な水槽がある水族館、キッザニアやVRパークなどもあり、一歩外に出れば世界一の高層タワー「ブルジュハリファ」が目の前に見え、ドバイ噴水ショー(ドバイファウンテン)も楽しめます。
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⑦ベビールームが整っている
ショッピングモールは基本的に清潔感があり綺麗なところばかりですが、赤ちゃん連れの家族にも非常に優しい設計がされています。
ドバイモールやその他のモールにも必ずと言ってよいほどベビールームが設置されていました。これは赤ちゃん連れの家族には意外とかなり助かるポイントです。
特にドバイモールのベビールームは設備や内装もかなり綺麗で文句なしでした。日本よりも立派と言っても過言ではないです。
⑧ホテルが多く宿泊するホテルの選択肢が多い
超高級なホテルのイメージが強いドバイですが、格安ホテルから超高級ホテルまで幅広く点在しているため希望に合ったホテル選びが可能です。
私たち家族は海外旅行の際は必ずと言ってよいほどハピタス経由のエクスペディアを利用してホテルを予約していますが、エクスペディア上で5つ星のホテルに8泊しました。
5つ星ホテルの割には値段もお手頃で部屋も綺麗でサービスも良く朝食付、プール付でした。立地は空港にも比較的近く、ドバイモールやブルジュハリファにもタクシーで行きやすいような場所でしたので特に滞在中困ることはなかったです。
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⑨アクティビティーが豊富
ドバイには多くのアクティビティーがあり子連れでも非常に楽しむことができます。
特に人気なアクティビティーと言えば「ブルジュハリファの展望台ツアー」や「砂漠を車で走るデザートサファリ」、「熱気球ツアー」、「遊覧飛行ツアー」、「世界最大プールのアクアベンチャーウォーターパーク」、「ラクダに乗る」などです。
アクアベンチャーウォーターパークの場合は「アトランティス・ザ・パーム」という超有名高級ホテルと隣接していますが、そこに泊まるとプールが無料になるためプール代のことを考慮すると1泊でも宿泊すると記念にもなって良いかもしれません。
⑩エミレーツ航空のレベルが高い
(画像引用:フライトライナー)
エミレーツ航空はドバイを本拠地としている航空会社で、航空会社ランキングでも常に上位に入っています。2019年のワールドベストエアラインのランキングでは5位です。
日本(羽田・成田)からドバイは11時間~12時間のフライト時間になるため、その間苦痛な思いをしたくないのが本音です。
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⑪世界一のものがたくさんある
ドバイには数多くの世界一が存在します。
常に世界一は変動しているため、どこかのタイミングで世界一はどんどん更新されていくとは思いますが、こんなにも小さな都市でこれだけ世界一があることにビックリです。
・世界一の高層タワー(ブルジュハリファ)
・世界一広い巨大ショッピングモール(ドバイモール)
・世界一の人工島
・世界一の規模の噴水(ドバイファウンテン)
・世界一の屋内スキー場
・世界一広い空港
・世界一巨大な水槽がある水族館
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⑫基本的にチップが不要
ドバイのチップは必要か?不要か?
色んなサイトを見てもわかる通り人によって意見が分かれていると思います。
空港からUberに乗ってホテルに着きチェックインを済ませた後、スタッフが部屋まで荷物を運んでくれたので10ディルハムを渡したところ「えっ?チップくれるの?」という驚きの表情をされたのです(笑)
スタッフも戸惑っていたので、「やはりドバイはチップを渡す習慣も貰う習慣もないんだな」と思い、その後色々と調べていくと「ドバイでは一切チップを渡さなくてよい」と書いている現地の方の記事をいくつか見つけたので私たちもそれに従うことにしました。
結局、その後の8日間でチップを要求されることもなければ、渡さないことで不機嫌になる人も一切いませんでした。
「赤ちゃん連れ」・「子連れ」でドバイ旅行をする際のデメリットはある?
①行く時期によっては気温が高すぎて外を歩けない
ドバイは日本と違って冬でも基本的に暑いです。
夏季の平均気温は30度~50度、冬季の平均気温は20度~30度なので、夏季にドバイへ旅行へ行くと基本的に長時間外を歩くのは危険です。
私たち家族がドバイへ行ったのが9月末でしたが、それでもかなり暑くて移動はほとんどタクシーを使いました。特に昼間であれば尚更です。
(参照:https://www.tour.ne.jp/w_guide/AE/DXB/info/)
②アジアの国と比較すると日本食の選択肢が少ない
ドバイには日本食が食べられる場所はそこそこあるのですが、私たち家族が実際に行ったタイのバンコクやマレーシアのクアラルンプール等と比較するとかなり少ない印象でした。
私たちは結局、洋食やファーストフードをメインで食べてました。
③英語のレベルが高く日本語が通じない
ドバイの公用語はアラビア語ですが、ドバイには世界各国からビジネスマンや出稼ぎの人が来ているため人工の8割は外国人と言われています。
そのため英語がほぼ話せる環境が整っています。また日本人がそもそもあまりいないため、日本語が話せるスタッフも少ないですしこちらが英語で何とかするのが当たり前という雰囲気があります。
④物価が高い
商品やサービスによりますが、平均的に見てドバイの物価は日本と同じか少し高いくらいの印象です。
ちなみにクレジットカードは基本的に使えます。
⑤飛行時間が長い
日本(羽田・成田)からドバイは11時間~12時間のフライト時間になります。
直行便があるだけ助かる気持ちもありますが、赤ちゃん連れや子連れの場合は周りのお客さんのことも気になる部分になるので精神的には大きなデメリットになるかと思います。
⑥砂漠ツアー(デザートサファリ)は年齢制限があり赤ちゃん連れだと参加できない
ドバイで人気アクティビティーの一つがデザートサファリです。
日本では砂漠といえば鳥取砂丘くらいしかイメージが湧かないですが、ドバイでは色んな種類のツアーが用意されています。
ツアーによって異なりますが、2歳以上や4歳以上を参加条件にしているツアーが多いです。