マレーシアは近年急成長を遂げている国の一つで、東南アジアの中ではもはや先進国の分類に入るでしょう。
日本人が選ぶ「住みたい国ランキング」では堂々の13年連続1位に輝いています。
マレーシアのイメージは皆さんどうお持ちですか?物価が安い?イスラム教?暑い?・・・みたいなイメージが強いでしょうか?
今回の記事では実際にマレーシア旅行を検討している方々のために、マレーシアの基本情報や、マレーシア旅行のメリット&デメリットなどをご紹介したいと思います。
実際に私たち家族は赤ちゃん連れでマレーシアの8日間の旅行をしてきたので、実体験からも色々とアドバイスできると思います。
私たち家族の8日間の旅行の詳細はこちらの記事でご覧ください↓
【赤ちゃんと行くマレーシア8日間の旅】子連れ海外旅行の注意点やおすすめスポットなどを紹介。実際の旅行日程も大公開!
「マレーシア」ってどんなところ?マレーシアの基本情報をチェック
首都
クアラルンプール(KL)
言語公用語
マレー語。中国語、英語もメインの言語。またタミール語も使用される
宗教国教
イスラム教。その他は、仏教やヒンドゥー教、キリスト教、道教、シーク教など
日本からの所要時間
東京(羽田・成田)から直行便で7時間~8時間
時差
日本より1時間遅い
気候
雨季と乾季があるが1年中常夏(ベストシーズン1年中)
通貨
リンギット(MYR)、2020年2月時点のレートは1AED=26.7円
電圧・周波数・プラグ電圧
220ボルト、周波数=50ヘルツ、プラグ=BFタイプ
ビザ
90日以内の滞在は申請不要
「赤ちゃん連れ」・「子連れ」でマレーシア旅行をオススメする12の理由
①治安が比較的良い
マレーシアは急速に発展しているとはいえ、まだまだ発展途上。そしてイスラム教の信仰者が多いため日本人の中には先行的なイメージで「治安は悪そう」と思う方も少なくないかもしれません。
ですが、実際にマレーシアは比較的治安は良いです。
もちろん治安ランキング上位の日本や欧米国と比べると劣るとは思いますが、発展途上国や東南アジアというカテゴリーの中では治安は良いと言っても良いでしょう!
基本的な注意を怠らなければ短期の旅行中に危ない目に遭うことはほぼないはずです。実際に私たち家族はマレーシアに8日間滞在した際に一度も危険を感じることはありませんでした。
マレーシア旅行の際の注意点については下記記事で解説していますのでご覧ください↓
【赤ちゃんと行くマレーシア8日間の旅】子連れ海外旅行の注意点やおすすめスポットなどを紹介。実際の旅行日程も大公開!
②清潔感があり街がそこそこ綺麗
マレーシアは日本人が想像している以上に清潔感があり綺麗だと思います。
もちろん、行く地域によってはあまり清潔感がなく汚いエリアもありますが、私たち家族が旅行で行った場所はほとんどが日本と同じくらい綺麗でした。
ちなみに私たちが行った場所はクアラルンプールの「KLCCエリア」、「モントキアラ」、「ツインタワー周辺」、「ブキビンタン」です。
観光客が多く、巨大ショッピングモールが多いエリアや日本人が多いエリアを中心に周ったのでクアラルンプールの中でも綺麗で当たり前なのかもしれません!
③「Grab(グラブ)」が普及していてタクシーに格安&安全に乗れる
出典:App Store
私たち家族はマレーシアの移動の際は、ホテルの送迎バスを1度使った以外はすべてGrabタクシーを利用していました。
電車もあるのですが、マレーシアは車社会で車の方がどこに行くにも便利です。
また、GrabタクシーはUberタクシーと同様で、最初にアプリで現在地と目的地をセットすれば料金やルートなどが事前に把握できるため非常に安心して利用できます!
赤ちゃん連れや子連れの方はGrabタクシーを利用すると便利で安心なのでオススメです!
④巨大ショッピングモールが多い
マレーシアは基本的にショッピングモールが巨大です。ドバイの記事でも記載しましたが、海外はショッピングモールがとにかく大きいです(笑)
私たち家族が実際に訪れたショッピングモールは全部で4つです。
①「スリアKLCC(Suria KLCC)」
②「ミッドバレーメガモール(Mid Valley Megamall)」
③「パブリカショッピングモール(Publika)」
④「パビリオン(Pavilion)」。
どんな店舗が入っているかを把握するだけで1~2時間はかかります(笑)
⑤ベビールームやオムツ替えスペースなどの施設が充実している
マレーシアのショッピングモールは基本的に巨大で清潔感があります。
そして何より赤ちゃん連れや子連れの家族にも非常に優しい設計がされています。
私たちが行ったショッピングモールにはベビールームやオムツ替えスペース、ベビーカーの貸し出し、レストランでのベビーチェアの備え付けなどの施設が充実していました!
特に赤ちゃん連れの家族にはこういう細かい点が事前にわかっていると意外と安心できますよね♪
⑥ホテルのコスパが良い
(出典:エクスペディア「 The Majestic Hotel Kuala Lumpur(ザ・マジェスティック・ホテル・クアラルンプール)」
マレーシアは物価が安くホテル代も安いだろう!と思っている方も多いかもしれません。
答えは「Yes」です。
まさにコスパ最強!です。1泊3人で平均7000円~8000円くらいでした。(税+サービス料込)
私たち家族は海外旅行の際は必ずと言ってよいほどハピタス経由のエクスペディアを利用してホテルを予約していますが、エクスペディア上で5つ星のホテルと4つ星ホテルなどに合計7泊しました。
ハピタスを利用してホテルや飛行機のチケットを予約すれば最大で5%以上がキャッシュバックされるので非常に有難いです。
一般的な家族旅行を仮定すると人数にもよりますが、ホテルや飛行機代の合計金額が30万くらいはかかりますよね?
5%で仮定すると1万5000円もお得になります♪
ハピタスについて詳しく知りたい方は下記記事をご覧ください↓
ネットでお買い物や予約をするだけでこんなにポイントが貯まるサイトは「ハピタス」だけ!知らない人は人生で合計○○万円も損してるって本当?
【実際に泊まったホテル一覧】
①「 The Majestic Hotel Kuala Lumpur(ザ・マジェスティック・ホテル・クアラルンプール)」
The Majestic Hotel Kuala Lumpur(ザ・マジェスティック・ホテル・クアラルンプール)に赤ちゃん連れで2日間泊まった感想。5つ星ホテルの高評価の真相は?
②「Hyatt House Kuala Lumpur, Mont Kiara(ハイアットハウス・クアラルンプール・モントキアラ)」
Hyatt House Kuala Lumpur, Mont Kiara(ハイアットハウス・クアラルンプール・モントキアラ)に赤ちゃん連れで2日間泊まった感想。コスパ最強?
③「Oasia Suites Kuala Lumpur( オアシア・スイーツ・クアラルンプール)」
Oasia Suites Kuala Lumpur(オアシア・スイーツ・クアラルンプール)に赤ちゃん連れで3日間泊まった感想。
⑦物価が安い(パンやタピオカが激安)
マレーシアは全体的に物価が安いです。
もちろん日本と同じくらいの商品もあれば日本より高いものもありますが、体感的には日本の3分の1~3分の2くらいの物やサービスが多いかなと思います。
今回のマレーシア旅行の中で最も感動したのは「パン」と「タピオカ」の安さです!
パンに関しては、一つ50円~くらいの商品が多かったです。日本であれば同じパンが200円~400円すると思います。
タピオカに関しても、一杯で200円くらいでした。日本だと一杯500円以上だいたいしますよね?
もう少しマレーシアの田舎の方に行けばもっと安いのでしょうか?(笑)
帰国後、日本でタピオカを注文するのが馬鹿らしくなって当分タピオカを飲まなくなったほどです(笑)
⑧基本的にチップが不要
マレーシアのチップは必要か?不要か?
⇒基本的にマレーシアではチップの習慣はありません!
ですので、マレーシア旅行の際は基本的にはチップのことは考えずに楽しんでください。
ですが、ホテルやレストラン、タクシー、マッサージ、ゴルフなどを利用するときに気持ち程度にチップを渡す人もいるようです。
最初から税金とサービス料が込みのところを利用している場合はチップを渡すと2重になるので気を付けてくださいね!
「赤ちゃん連れ」・「子連れ」でマレーシア旅行をする際のデメリットはある?
①スリや置き引きなどの軽犯罪に巻き込まれることもある
マレーシアは東南アジアの中でも比較的治安は良い方ですが、日本と比べると軽犯罪は多いようです。
海外にいるという自覚を持って行動しましょう。
【赤ちゃんと行くマレーシア8日間の旅】子連れ海外旅行の注意点やおすすめスポットなどを紹介。実際の旅行日程も大公開!
②年中暑く蚊に悩まされることもある
マレーシアは日本と違って年中暑いため常に蚊が発生しています。
蚊によるデング熱などにかかることもあるので、赤ちゃん連れや子連れの家族は特に注意が必要です。
私たちの場合は室内にいることが多かったためこの点はあまり参考にならないかもしれないです・・・
③日本語が通じない
基本的に英語が少しでも話せれば何とかなりますが、現地の人は中国語やマレー語を日常的に使用している人も多いです。
有名ホテルや観光地では日本語が話せるスタッフが常駐していることもあるとは思いますが、基本的には日本語は通じないと思って旅行に行ったほうが良いです。
④ヘイズが深刻(大気汚染)
インドネシアなどで焼畑や森林火災などによって発生する大量の煙や排気ガスの煙害をヘイズと呼びます。
発生する時期は基本的に乾季の5月~10月と言われていますが、その時期にずっと発生しているわけではないです。
【番外編】まったりファミリーが独自の視点で評価する5段階評価(マレーシア編)
英語 | 治安 | 食事 | 物価 | ホテル | 子連れ旅行適正 | ベストシーズン | |
評価 | 3 | 4 | 5 | 5 | 5 | 4 | 年中 |
※基本的に5の評価が最も良く1の評価が最も悪い点数
※5段階評価の基準は「海外旅行先の国別比較について。英語難易度・治安・食事・物価・ホテル・子連れ旅行適正・ベストシーズンなど。」の記事にて詳しく記載しています。