こんにちは、ライターのNakagawaです。
この季節になるとアメリカ2年目の冬に経験したとある怖い体験を思い出してしまいます・・・
詳細は以下に登場します。
今回はアメリカでの居住エリア選定に関するお話です。
今後アメリカ移住を予定している方には特に実践的な内容です。ぜひご覧ください。
絶対大事!アメリカでは治安の良い場所に住むべし!
まずは絶対大事!治安のいい場所に住みましょう。
早速書かせてください、私が実際に経験した怖い話。
アメリカで体験した怖い話
ある金曜日の夜23時半頃のことでした。我が家のドアをドンドンドンとノックする音が聞こえました。
そんな遅い時間に来客の予定はなかったので『???』となっていたところ。
すぐにブザーが何度もけたたましく鳴り続け、しまいにドアノブが取れそうなほどの勢いで両周りにガチャガチャと周り始めるではありませんか。
次に出てくるのは・・・拳銃?!そんなことが頭をよぎりました。
時間にしてどのくらいだったかは定かではありませんでしたが、とても長い時間で、人生最大の恐怖を感じました。
あの時の恐怖は今でも忘れられない程です。
主人に警察を呼んで!と命令し(笑)、警察が到着した時には家に周りには誰もいなかったそう。
この出来事があってから、安全なところに住み自分や家族の身を守ることはとても絶対大事だと思いました。
アメリカは銃社会
ご存じの通り、アメリカは銃社会です。普通に誰でもが銃を持っている、というのは本当の話。
郵便受けに入るスーパーのチラシと同等に銃屋さんのチラシが入る、銃はそのくらい気軽に手に入ってしまうもの。
その上、人種・宗教・教育レベル・生活水準などのさまざまな意味において非常にいろんな人が住んでいます。
『誰がいつどんなつもりで何をしでかすかわからない』。
日本に住んでいる時にはなかった危機感を常に持ち、漠然とした恐怖を拭うことができないのはアメリカ生活の現実です。
その不安を可能な限り最小限にするために、治安の良い場所を居住エリアに選ぶ必要があります。
アメリカで治安の良いエリアを探す方法
Googleで『○○(地名) crime』と検索してみることをおすすめします。
中でも『Spot Crime(https://spotcrime.com)』はエリアごとにいつどんな種類の犯罪(窃盗、車の盗難、暴力事件など)が起きたかを調べることができます。
どこのエリアも残念ながら少なからず何かしらは出てきてしまうと思いますが、その多さや犯罪の種類を参考にされるといいと思います。
そして、居住エリアを決定する前に現地に下見に行くことができるならばぜひしてみたほうがいいと思います。
スーパーなどに入ると客層がわかります。身なりはどんな感じの人が多いか、キャッシュで支払っている人が多くはないか?(アメリカはカード社会です。カードが作れない人が多いということは・・・)
もちろん偏見は良くないですが、自分の身を守るためには大切な情報収集だと私は考えます。
評価のいい学区のエリアは、居住に適したエリア
特に我が家は英才教育の方針もないですし、未就学児なのですが、引っ越しの際は評価の良い学区のエリアを探します。
それは、いろんな意味で居住に適したエリアを絞るためです。
アメリカは日本にいては計り知れないほど、多様性に溢れた国であるのは前述の通り。
それはさまざまな国からきた人と交流できたくさんの文化に触れられるという意味では本当に素晴らしいです。
その一方で、私たち日本人の慣れ親しんだ『当たり前や常識』を持ち合わせない人々が、安全な日常生活を脅かすことがあるのです。
例えばですが、マリファナが合法化すれば当たり前に使う、そういう人も少なくないし、そういう人が集まれば一定のコミュニティになります。
私の場合は、そういったエリアでは安心して生活できないと考えます。
『Niche(https://www.niche.com)』では、生徒の教科ごとの得点平均や学校のランクだけでなく、人種や平均世帯年収など、そのエリアにどんな人が多く住んでいるかを調べることができます。
ぜひご自身や一緒に渡米するご家族の価値観とも合わせながら参考にされてください。
日本人の多いエリアは日本人が住みやすいエリア
日本人の多いエリアは、安全面においても日本人が調べ実際に住んでいる実績があるということになります。
当然、日本語で話せるお友達ができやすいですし、アジアン食材の手に入るスーパー(Grocery store)があること、さらに日本人向けのイベントがあることも?!
私の以前住んでいたエリアでは夏祭りがあり、近くに住む日本人や外国人がみんな浴衣を着て参加していました。
また、日本人の多いエリアは日本食レストランのクオリティも高いです。
特に、都会では美味しい日本食レストランはありますが、郊外では日本人エリアでない限り美味しい日本食レストランはほとんどない気がします・・・。
短期間のアメリカ滞在であればそのようなものはあまり必要ないかもしれませんが、長くなることが予想される場合はぜひ検討材料の一つにどうぞ。
まとめ
ざっくりとではありますが、私が実際に引っ越しの際に考えたことをまとめました。
居住エリアの選定の参考になりますと幸いです。皆様がどうか安全な生活を手に入れることができますよう、お祈りさせていただきます!
P.S. 冒頭に出てきた夜中の迷惑な来客の正体は、上の階に住むおばさまの元彼が酔っ払って間違えてうちに来たことが後日判明。やれやれ!本当にいろんな人がいますね。