はじめまして、ライターのNakagawaです。
アメリカ在住4年目、3歳双子の子育て中専業主婦(house wife)です。
30歳までパスポートすら持っていなかった私がパスポートを取得し、双子妊娠出産を経て、アメリカへ移住し4年・・・。
それはもう、毎日が光の速さで過ぎ去っていったことはきっとどなたの想像にも難くないと思いますが、ちょっとだけ落ち着き(?)一区切りがついた(?)と感じる今日この頃。
海外移住の経験を書かせていただける貴重な機会をいただけたので、どこかの誰かのお役に立てるならと両手を挙げて立候補を致しました。
今後の記事でアメリカ生活の全てを惜しみなく書かせていただけたらと思います!
アメリカのハロウィンはある意味すごい
この時期のアメリカは、【Halloween】の準備で大忙し。
10月下旬、雪がちらつくかどうかのこの季節にハロウィン(今年は10月31日)がやってきます。
アメリカ人はハロウィンがものすごく大好きです。まず装飾をこれでもかというくらいド派手に。
とっても怖いリアルな骸骨や、
特大で毛むくじゃらの超不気味な蜘蛛のレプリカが街のそこらに飾られていたりします。
さらに、これでもか!
と言うくらいのたくさんの大きなかぼちゃを買い自ら中をくり抜いて家の周りを飾ります(かぼちゃをくり抜くためのpumpkin carving kitは一家に1キット)。
当日は、子どもたちは自ら今年は何に仮装しよう?!と構想を練り、好きな仮装をしてイベントに参加します。
かわいい系から本気系まで。日本のキャラクターだとドラゴンボールの悟空は人気でよく見かける仮装です。
バケツを持って歩いて「trick or treat!」と言って歩きお菓子をもらうのは日本と同じですが、街中のデコレーションに力が入っているので不気味な雰囲気が出ます!(イベントはフェイスブックのイベントのページで山ほど募集があるので、事前予約して参加するのが一般的です。)
アメリカのハロウィンはなぜここまで気合が入る?
ここまで気合が入る理由は、アメリカの『ホリデーシーズン』がこの後3ヶ月に渡って立て続くからです。
心なしか夏の終わりは病院受診の患者さんが多いような・・・みんなこの時期に向けて体調も整え、備えるのです。
【Thanks giving day】
ハロウィンの次に来るのは11月末の【Thanks giving day】。
イギリスからの移民がネイティブアメリカンに対し、農業などの生きる術の知恵を授けてもらったことに感謝したなど歴史的な話はあるようですが、どんな宗教にでも共通して認識されているのは『収穫への感謝』としての祝日ということ。
仲良しの家族を家に呼んでと七面鳥(turkey)の丸焼きなどのご馳走を囲んで、アメフトの試合を観ながらわいわい楽しく過ごします。
ちなみにスーパーマーケット(grocery store)はこの日はほぼ全店閉店(temporary closed)になります。ご注意!
【Black Friday】と【Cyber Monday】
また、この翌日【Black Friday】と翌週の【Cyber Monday】、これらの日はカレンダーに載る公式な祝日ではありませんが、1年で一番のbig deal saleが行われます。
それはまさに、日本で言う元旦初売りセールのような賑わい。お店の前には夜明け前から行列が成されます。家電などの大きな買い物はこの日がおすすめです。
Christmas(クリスマス)
こちらが終わるとお次は年内最後のビッグイベントに向け全力で準備をします。大きなもみの木をトランクや屋根に括り付けた車が街を行き交います。
天然のもみの木を毎年クリスマスのために用意するのです。一家に1本です。それから庭のイルミネーションは電飾で眩しくライトアップ。クリスマス前1ヶ月の電気代が10万円なんていう話も聞いたことがあります。
クリスマスの当日は日本では恋人と過ごす日と考える人が多いですが、アメリカではこの日も家族と過ごすのが定番。
仕事はお休みをとって地元に帰り、大切な家族とご馳走を囲む日。
『家族は当然家族が一番大切! 家族って美しい!』という考えの人がアメリカにはとても多いなと感じます。
そしてそれを公言できる国民性がとても素敵で、私のアメリカの好きなところの一つです。
まとめ
少々話が逸れましたが、いかがでしたでしょうか?アメリカのホリデーシーズンはとてもエネルギッシュで目にも楽しいので、ぜひ一度皆さんにも体感してもらえたらと思います!アメリカに遊びに来られるならば、このホリデーシーズンをおすすめ致します。