10月20日放送の『幸せ!ボンビーガール』で新企画の「マニアックすぎる不動産屋さん」が放送されました。
6つの項目に分かれていますが、今回は「風呂なし物件専門不動産」をご紹介したいと思います。
風呂なしと言えば、築年数も古くてボロボロのアパートで畳の部屋?みたいなイメージを持っている方も多いと思いますが、放送された物件は予想以上にキレイで実際に女性も住んでいるお部屋でした。
風呂なし物件専門不動産屋が紹介した地域は大田区蒲田周辺
大田区は都内最多の銭湯地域
東京都23区の大田区にある蒲田周辺の物件が紹介されました。
蒲田は都内最多の銭湯(全部で38軒)がある地域として知られており、風呂なし物件にはぴったりの場所だと言えます。
さらに大田区では「黒湯」と呼ばれる天然温泉が湧いているそうです。
風呂なし物件と風呂あり物件の値段の違い
銭湯の料金は東京で470円と決まっているそうですが、昔よりも値段が上がっているのも事実だそうです。
しかし、風呂なし物件と風呂あり物件を比較すると同じ条件の家だと約20000円ほどの差があるそうです。
銭湯の料金が470円なので、30日で約14000円です。
家賃の20000円の差を考えると銭湯に通う方が経済的にはお得になりますが、それぞれメリットとデメリットがあります。
家でお風呂に入るのと銭湯に通うのはどっちがお得?
【家のお風呂のメリット】
・入りたいときに24時間いつでも好きなタイミングで入れる
・わざわざ外出しなくて済む
・プライベート空間で落ち着ける
【銭湯のメリット】
・色んな銭湯に行くことを選べて毎日新鮮な気分でお風呂に入れる
・大きなお風呂に入れる上に、露天風呂やジャグジー、サウナなどの環境もある
・風呂なし物件に住めば銭湯に通った方が金銭的にはお得(さらに水道代やガス代も加えるとその差は大きい)
番組で紹介された物件詳細
東急池上線の蓮沼駅から徒歩4分の立地です。蒲田駅からも歩いて行けるレベルですね。
物件の外観
↑築58年のアパートで外観は古めです。
アパートの外に大家さんが三浦半島で栽培した野菜を直販売しています。
こういうのは普通現金のみですが、電子マネーも使えるようになっていて斬新ですね。
物件の内装
リノベしていて、畳ではなく少しオシャレな感じになっています。
広さは1人暮らし用でワンルーム4帖半です。
エアコンも新品でできるだけ若い人にも住んでもらえるようにオーナーさんが気を配っているようです。
押し入れが作業スペースにもできるような工夫が施されています。
共有トイレ
たいていこういうアパートは男女共同の古めのトイレがついているイメージですが、ここのアパートは男女別に一つずつついていて女性には嬉しいですね。
また元々和式だったトイレを改良して洋風っぽくしているので若い人にも使いやすくなっています。
共有スペース
シェアハウスのように共有スペースも設置されていて、電子レンジやコーヒーメーカー、テレビ、マンガなども用意されています。
またWi-Fiも無料なので、部屋で契約していない場合でもここでパソコンなどの作業をすれば十分かもしれません。
生活費を節約したい人には便利ですね。
物件周辺の銭湯
物件の周辺には徒歩もしくは自転車ですぐに行ける銭湯が3つほど点在しています。
はすぬま温泉
この温泉は外観もキレイですべて天然温泉とのことなので、女性でも行きやすそうな銭湯だと思います。
物件から徒歩で5分というのも凄く良いですね。
草津湯
ここは昔ながらの昭和の銭湯といった感じで、こういうのが逆に好きな人もいるでしょう。
物件からは自転車で4分程度です。
桜館
美人の湯という黒湯や露天風呂がついてすごく良さそうですね。
物件からは自転車で4分です。
物件の家賃はいくら?
家賃は管理費込みで32500円です。
普段ボンビーガールの上京ガールの物件探しをみていても3万円代のお部屋は出てきませんよね?笑
これを安いと思うかどうかは個人の感覚次第ですが、生活費を抑えて銭湯暮らしがしたい方にはぴったりの条件かもしれません。
まとめ
上京ガールでも風呂なし物件はほぼないので面白い企画だったと思います。(シャワーのみの物件なら登場します)
やはり、家賃を抑えたければ何かしらの我慢ポイントが必要になりますが、今回の物件の場合は「築年数」と「風呂なし」ででした。
それさえ耐えられるという人であれば、32500円という安さで住むことができます。
「築年数」、「風呂なし」、「広さ」、「バストイレ別」、「オートロック付き」、「2階以上」、「住むエリア」、「駅からの距離」、「周辺環境」・・・など実際に引越しを検討すると様々なポイントを考慮しなければなりません。
我が家も比較的良く引越しをしてきたので、ボンビーガールの上京ガールや今回のような物件特集は非常に興味深く見ています。
今回の新企画の残り5つについても別途記事を記載してご紹介したいと思います。
※出典
・日本テレビ「ボンビーガール」TV放送