世界には196ヶ国あると言われていますが、その中で1人あたりのエネルギー消費量が多い国のランキングをご紹介します。
ランキングを見る前にまずは世界で1人あたりのエネルギー消費量が多い国トップ10を予想してみてください!
単純なエネルギー消費量のランキングではなく、1人あたりのデータなので、人口の多い中国やインドなどはランクインしずらいはずです。
逆に、人口は少ないけどエネルギーをたくさん使っている国が上位になるでしょう。
トップ10にはあまり日本人には馴染みがない国がたくさんランクインしています。
1人あたりのエネルギー消費量が多い国トップ10
ランキング | 国名 | 排出量(kg) |
1位 | カタール | 18,563 |
2位 | アイランド | 17,916 |
3位 | トリニダード・トバゴ | 14,447 |
4位 | バーレーン | 10,594 |
5位 | クウェート | 8,957 |
6位 | ブルネイ | 8,632 |
7位 | カナダ | 7,874 |
8位 | アラブ首長国連邦 | 7,769 |
9位 | アメリカ | 6,957 |
10位 | サウジアラビア | 6,937 |
出典1:The World Bank – Energy & Mining, Environment – Energy use (kg of oil equivalent per capita) 2014(世界銀行「エネルギーと鉱業、環境」(1人あたりのエネルギー使用量2014)))
出典2:外務省「世界色々雑学ランキング
世界で1人あたりのエネルギー消費量が多い国1位はカタールでした。
カタールといえば2022年のサッカーワールドカップの開催国ですが、それ以外で有名なものとしては「カタール航空」くらいでしょうか?
航空会社のランキングで「カタール航空」は常に上位に入っています。
航空会社のランキングが知りたい方は下記の記事を参考にしてください↓
航空会社ランキング2019年ベスト10は?ファーストクラス部門の1位はやっぱりシンガポール航空?エコノミークラスの1位はJAL!
2位のアイスランドで、トップ10のうち唯一ヨーロッパの国がランクインしています。
他の国は北米や中東がメインです。
やはり、「1人あたり」というデータのため人口が少なく比較的経済が発展している国が上位に入っていますが、アメリカは人口が3億人以上いるにもかかわらず9位なのは驚きです。
日本は何位?
日本は1人あたりのエネルギー消費量が3,471で30位となっています。
日本はエネルギー消費量(総量)でみても世界上位にランクインしていますが、人口が1億2000万人程度いるため、1人あたりのデータとなると少しランクが下がります。
とはいえ、世界平均と比較すると消費量が多いのは事実ですので、今後省エネ対策が必要となってくるでしょう。
エネルギー消費が多いということは結果的に二酸化炭素の排出量も多くなる傾向があり、地球温暖化などの環境問題を悪化させてしまいます。
【世界の二酸化炭素排出量ランキング】世界で二酸化炭素の排出量が多い国トップ10!日本は何位?
まとめ
当サイトでは世界の色んなランキングをご紹介していますが、ランキングの種類が単純に総量の順位なのか1人あたりの順位なのかをよく注目してみてください。
生産量や消費量などのデータにおいては基本的に人口や面積が大きい国が上位にランクインする傾向が強いですが、1人あたりのデータでみると実態がよりイメージできます。