【世界の個人金融資産ランキング2020】世界で1人あたりの個人金融資産が多い国トップ10!日本はトップ10から陥落?

世界には196ヶ国(海外領土や自治領などの地域も含めると249)あると言われていますが、その中で1人あたりの個人金融資産が多い国のランキングをご紹介します。

ランキングを見る前にまずは世界で1人あたりの個人金融資産が多い国トップ10を予想してみてください!

※今回の統計データでは現金、預金、有価証券、株、投資信託、生命保険、年金保険などの資産が含まれますが、不動産は含まれていません。

実は以前同じ統計データのランキングを当サイトでもご紹介していますが、その時は2018年度版のデータでしたのでそこから情報が新しくなっています。
日本は2018年度版では10位でしたが今回は何位になっているでしょうか?
パパ
2018年度の1人当たりの個人金融資産ランキングは下記記事をご覧ください↓

世界で1人あたりの個人金融資産が多い国トップ10(2020年度版)

ランキング 国名 USドル
1位 アメリカ 316,573
2位 スイス 297,081
3位 デンマーク 231,799
4位 オランダ 229,431
5位 ルクセンブルク 205,700
6位 スウェーデン 197,108
7位 カナダ 182,707
8位 ベルギー 169,812
9位 オーストラリア 165,342
10位 イギリス 161,625

出典1:OECD(Organisation for Economic Co-operation and Development )
出典2:GLOBAL NOTE
(※2020年データ)

世界で1人あたりの個人金融資産が多い国1位はアメリカです。

前回の2018年度版のデータでもアメリカは1位でしたが、注目すべき点は金額です。
2018年は260,753ドルだったのに対し、2020年は316,573ドルに上昇しています。(約20%増加)

上位の国はヨーロッパ諸国が中心

2位~10位の国をみてみると、ヨーロッパ諸国が多くランクインしています。

この点においても2018年度とほとんど変わりがありませんが、やはり注目すべき点は金額です。

トップ10のすべての国において1人当たりの個人金融資産の額が増加しています。

日本は何位?

日本は世界12位です。(数値は159,595)

2018年度は10位だったのに対し2つ順位を下げています。

とはいえ、日本の前回の数値は146,073ドルだったので1人当たりの個人金融資産自体は増加しています。

9位のオーストラリアと10位のイギリスが日本よりも伸び率が高かったことで日本の順位が下がってしまったことがわかります。

1人あたりの個人金融資産が多い国11位~20位

日本は12位でしたので近い順位の11位〜20位の国も併せてご紹介します。

11位:アイスランド

12位:日本

13位:ニュージーランド

14位:フランス

15位:イタリア

16位:ドイツ

17位:アイルランド

18位:オーストリア

19位:韓国

20位:ノルウェー

11位~20位においても前回の2018年度とほとんど顔ぶれは変わりません。

まとめ

2018年度の統計データと同様に上位の国には先進国で経済が発展している国が多くランクインしています。

「1人当たり」の統計データであるため、人口が多い国は上位にランクインしづらいですが、3億人以上の人口がいるアメリカが1位をキープしているのはさすがだなと感じます。

上位のほとんどの国は2018年と比べて1人当たりの個人金融資産が増えていることから、経済は成長して個人の所得や預貯金も増加していると捉えることができますが、実態はそう単純ではありません。

お金持ちがどんどんお金持ちになり、貧乏な人がどんどん貧乏になっている格差社会が進行しているため、今回の統計データも一部の超お金持ちが平均値を吊り上げているとも言えます。そういった点も考慮して統計データを見るとより深い考察ができてくるかもしれません。

 

 

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