【世界の天然ガス埋蔵量ランキング】世界で天然ガスの埋蔵量が多い国トップ10!生産量とのランキングの違いは?

世界には196ヶ国(海外領土や自治領などの地域も含めると249)あると言われていますが、その中で天然ガスの埋蔵量が多い国のランキングをご紹介します。

ランキングを見る前にまずは世界で天然ガスの埋蔵量が多い国トップ10を予想してみてください!

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一つ前の記事では、天然ガスの生産量のランキングをご紹介しましたのでそれとどういう部分が違うのか比較してみてください↓
【世界の天然ガス生産量ランキング】世界で天然ガスの生産量が多い国トップ10!1位はアメリカ?ロシア?日本は?

世界で天然ガスの埋蔵量が多い国トップ10

ランキング 国名 埋蔵量(兆㎥)
1位 ロシア 37.39
2位 イラン 32.10
3位 カタール 24.67
4位 トルクメニスタン 13.60
5位 アメリカ 12.62
6位 中国 8.40
7位 ベネズエラ 6.26
8位 サウジアラビア 6.02
9位 UAE(アラブ首長国連邦) 5.94
10位 ナイジェリア 5.47

出典1:BP
出典2:GLOBAL NOTE
(※2020年データ)

世界で天然ガスの埋蔵量が多い国1位はロシアです。

生産量では2位だったロシアでは単純な天然ガスの埋蔵量では1位となっているのは、国土の広さを考えると納得できるかもしれません。

※生産量でランキングTOP10にランクインしていた国を赤字にしてます。

上位の国は中東諸国が中心

2位~10位の国をみてみると、イラン、カタール、サウジアラビア、UAEなど中東諸国が4ヶ国もランクインしています。

天然ガスの生産量のランキングにおいてもこれは似たような結果になっています。

中東諸国は石油や天然ガスなど資源が豊富な国としての認識が強いですが、これは認識通りで合っていると言えますね!

パパ
世界の原油(石油)の生産量ランキングについて知りたい方は下記記事を参考にしてください↓
【世界の原油ランキング】世界で1日あたりの原油の生産量が多い国トップ10!1位はやっぱり中東諸国?日本は?

日本は何位?

日本は世界でランキング外です。

これは天然ガスの生産量ランキングと同様の結果になります。

1位のロシアの天然ガス埋蔵量が37.39兆㎥なのに対し、51位のドイツでは0.02兆㎥程度となっていますが、それ以下の国は数値が小さくて今回参考にした統計データには順位が掲載されていませんでした。

ランキング11位~20位

日本がランキング外であったため、11位~20位の国もおまけにご紹介しておきます。

11位:イラク

12位:アゼルバイジャン

13位:オーストラリア

14位:カナダ

15位:アルジェリア

16位:カザフスタン

17位:エジプト

18位:クウェート

19位:リビア

20位:ノルウェー

ここでは、アジア諸国やアフリカ諸国が中心にランクインしています。

まとめ

天然ガスの埋蔵量と生産量のランキングは比較的同様の傾向にあることがわかりますが、たくさん埋蔵されていても生産量が少ない国(あえて生産量を制限している国や、技術的に生産量を多くするのが難しい国など)があると考えられます。

石油に関してもOPECが再生可能エネルギーの普及に伴い、脱カーボン社会に対抗する意味でも生産と輸出を意図的に制限したりしています。

2022年2月時点では世界や日本において、景気が後退しているのにインフレ・物価上昇が同時に起こるスタグフレーションが心配されていますが、石油や天然ガスの価格の高騰がその引き金となっているという意見もあったりしますので、私たちの生活にそれほど関係がないように見えて実は大きく関係しているのが資源問題とも言えます。

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