世界には196ヶ国(海外領土や自治領などの地域も含めると249)あると言われていますが、各国に航空会社が複数あり、航空会社の数は1000以上あるそうです。
今回はその1000以上の航空会社の中で、最も安全な航空会社として知られているトップ10をランキング形式でご紹介します。
ランキングを見る前にまずは安全な航空会社トップ10を予想してみてください!
日本にも世界に誇れるANAやJALがありますが、安全性に特化したランキングではトップ10に入っているのでしょうか?
航空会社の安全性だけでなくサービスなども含めた総合的なランキングは下記記事でも紹介していますので参考にしてみてください↓
・航空会社ランキング2019年ベスト10は?ファーストクラス部門の1位はやっぱりシンガポール航空?エコノミークラスの1位はJAL!
安全性の評価をするための項目は、過去5年間の墜落事故や過去2年間の重大事故、機体年数、新型コロナウィルスへの対策など様々です。
航空会社の安全性と聞くと、「墜落や事故の発生率」などが真っ先に気になる点ですが、今回の統計データでは新型コロナウィルスへの感染対策など、人間の健康面に配慮した項目も評価の対象に入っているのが注目点です。
世界で安全な航空会社トップ10
ランキング | 航空会社 | 国名 |
1位 | ニュージーランド航空 | ニュージーランド |
2位 | エティハド航空 | アラブ首長国連邦(UAE) |
3位 | カタール航空 | カタール |
4位 | シンガポール航空 | シンガポール |
5位 | TAPポルトガル航空 | ポルトガル |
6位 | スカンジナビア航空 | スウェーデン |
7位 | カンタス航空 | オーストラリア |
8位 | アラスカ航空 | アメリカ |
9位 | エバー航空 | 台湾 |
10位 | ヴァージンオーストラリア | オーストラリア |
10位 | ヴァージンアトランティック | イギリス |
出典1:Airlineratings
(※2022年データ)
世界で安全な航空会社1位はニュージーランド航空です。
2021年のランキングでは3位でしたが2022年度では見事1位になっています。
特に新型コロナウィルスの対策が評価されたようです。
逆に2021年1位だったのはオーストラリアのカンタス航空ですが2022年は7位に落ちてしまいました。
とはいえ、トップ10の航空会社は順位がついてはいるものの実質的な差はものすごく小さいものです。
日本のANAやJALはランク外?
今回のランキングでは日本のANAやJALはトップ20にもランクインしていません。
どの点で他国の航空会社よりも評価が低いのかは不明ですが、ANAやJALの安全性が低いわけではありません。
別の評価システムではANAとJALの安全性は満点の☆7となっています。
今回の評価システムには新型コロナウィルスの感染対策項目が入っていたので恐らくその点が海外の航空会社よりも低く評価されてしまったのではないかと思います。
墜落事故のように人が亡くなってしまう事故は日本においてここ30年以上は起きていないはずです。
安全な航空会社ランキング11位~20位
参考までに11位~20位の航空会社も記載しておきます↓
11位:キャセイパシフィック航空(香港)
12位:ハワイアン航空(アメリカ)
13位:アメリカン航空(アメリカ)
14位:ルフトアンザ航空(ドイツ)
15位:フィンエアー(フィンランド)
16位:エールフランス(フランス)
17位:ブリティッシュエアウェイズ(イギリス)
18位:デルタ航空(アメリカ)
19位:ユナイテッド航空(アメリカ)
20位:エミレーツ航空(アラブ首長国連邦)
11位~20位は半分程度がアメリカの航空会社が占める結果になりました。
まとめ
今回は世界で最も安全な航空会社ランキング(2022年)をご紹介しました。
今は新型コロナウィルスの影響で飛行機に乗る人も減っている状況ですが、今後旅行や出張などで飛行機に乗る機会がある方はどういう航空会社が安全性が高いのか把握しておくと安心感につながると思います。
確率でみると本当に宝くじが当たるよりも難しいレベルと言われていますが、ごく稀に墜落事故が起きてしまいます。
つい最近も中国で墜落事故が起きたばかりです。
車の運転の方が事故や死亡確率が高いにも関わらず飛行機の方が怖いと思っている方も多いと思いますが、どうしても飛行機に乗る際は安全性の低い航空会社はできるだけ避けるようにした方が後悔がないと思います。