世界には196ヶ国(海外領土や自治領などの地域も含めると249)あると言われていますが、その中で出産した母親の平均年齢が高い国のランキングをご紹介します。
※統計データには第二子以降の出産も含みます。
ランキングを見る前にまずは世界で母親の平均年齢が高い国トップ10を予想してみてください!
出産関連に関する参考データは過去にいくつか当サイトでもまとめていますので参考にしてみてください。
・【世界の合計特殊出生率ランキング】世界で1人の女性が一生のうちに子供を産む数が多い国トップ10!日本は何位?
世界で出産した母親の平均年齢が高い国トップ10
ランキング | 国名 | 出産年齢(歳) |
1位 | 韓国 | 32.60 |
2位 | アイルランド | 32.10 |
3位 | スペイン | 32.10 |
4位 | 日本 | 32.00 |
5位 | イタリア | 31.90 |
5位 | ルクセンブルク | 31.90 |
5位 | スイス | 31.90 |
8位 | キプロス | 31.40 |
8位 | ギリシャ | 31.40 |
8位 | オランダ | 31.40 |
出典1:OECD(Organisation for Economic Co-operation and Development )
出典2:GLOBAL NOTE
(※2017年データ)
世界で出産した母親の平均年齢が高い国1位は韓国です。
韓国は日本と身近な国ですので、色んなイメージを持っている方も多いとは思いますが、日本よりも平均出産年齢が高いのは少し驚きではないでしょうか?
韓国は近年、急激に未婚率が上昇しており、初婚年齢も日本より遅くなっています。
2015年のデータでは日本人の初婚年齢は男性30.7歳、女性が29.0歳なのに対し、韓国では男性が32.6歳、女性は30歳です。
日本は何位?
日本は世界4位となっています。
日本においても韓国同様に、晩婚化が進んでいます。
若年層(18歳~25歳)で結婚する人は減ってきていますし、結婚適齢期(26歳~34歳)の人においても理想の相手がなかなか見つからないと感じている人が多く独身のままの人も増えています。
上位の国はヨーロッパ諸国が中心
2位~10位のランキングを見ると、韓国と日本を除きすべてヨーロッパ諸国です。
やはり、ヨーロッパ諸国においても日本と同様に少子高齢化や晩婚化が深刻な問題になってきています。
先進国においては経済が発展していることもあり、女性の社会進出などの影響もあり、急いで結婚しない場合も多いです。
まとめ
先進国においては晩婚化が目立ってきています。
アフリカ諸国のように若いうちに結婚して子供をたくさん産む文化とは違い、仕事や自分の時間を優先することも多い傾向にあります。
結婚しなくても自分で生活できるように自立しているとも言えますが、逆に結婚生活をする上では年収や貯蓄などが少なく結婚できないという人も増えているように感じます。
また、子供を育てる上では思った以上にお金もかかりますし、自分の時間もなくなるため、その辺を回避したい層の人も増えているのではないでしょうか?
晩婚化により子供の数が減ると、国の少子高齢化がさらに深刻化していくため、各国は早急の対策が必要になってきます。
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