世界には196ヶ国(海外領土や自治領などの地域も含めると249)あると言われていますが、その中で平均結婚年齢が高い国のランキングをご紹介します。
ランキングを見る前にまずは世界で平均結婚年齢が高い国トップ10を予想してみてください!
世界で平均結婚年齢が高い国トップ10(男性)
ランキング | 国名 | 結婚年齢(歳) |
1位 | スウェーデン | 36.60 |
2位 | スペイン | 35.40 |
3位 | イタリア | 35.00 |
3位 | ノルウェー | 35.00 |
5位 | デンマーク | 34.80 |
6位 | フランス | 34.40 |
7位 | オーストリア | 34.20 |
8位 | ドイツ | 34.00 |
8位 | ルクセンブルク | 34.00 |
10位 | フィンランド | 33.90 |
10位 | オランダ | 33.90 |
出典1:OECD(Organisation for Economic Co-operation and Development )
出典2:GLOBAL NOTE
(※2017年データ)
世界で平均結婚年齢が高い国(男性)1位はスウェーデンです。
男性の平均結婚年齢が36歳というのは少し驚きです。
日本も晩婚化が深刻になってきていますが、日本よりもはるかに晩婚化が進行しているのがヨーロッパ諸国です。
特に北欧諸国は社会保障や環境政策、女性の社会進出など一歩先を進んでいるイメージが強いですが、その分、結婚年齢が遅く少子高齢化も問題になってきています。
少子高齢化に関する統計ランキングについては下記記事でも紹介していますので参考にしてみてください↓
・【世界の高齢化率ランキング】世界で高齢者人口比率が高い国トップ10!日本は何位?
上位の国はヨーロッパ諸国が中心
2位~10位の国はすべてヨーロッパ諸国です。
ヨーロッパ諸国で結婚年齢が遅くなっている理由は日本ど同様の部分もありますが、結婚に対する考え方が違います。
日本の場合は「○○歳までに結婚したい」、「○○歳まで結婚できないとやばい」というような風潮がありますが、ヨーロッパではそういうプレッシャーのようなものは少ないです。
また、結婚という制度にそこまでこだわりがない場合も多く事実婚を選択するカップルも多いです。
ヨーロッパ諸国では事実婚が一般的に受け入れられていますし、法的に結婚しようが事実婚であろうがそんなに差がなく、逆に結婚による様々な制約や処理などが煩わしいと思っている人も多いようです。
日本は何位?
日本は世界26位です。
これは意外だと思う方も多いかもしれません。
これだけ日本は晩婚化や少子高齢化などが騒がれているため、もっと上位に来ると予想した人も多いのではないでしょうか?
日本は31.0歳が男性の平均結婚年齢になっています。
日本のランキングの前後5位の国
21位:ハンガリー
22位:エストニア
23位:チェコ
24位:ラトビア
25位:スロバキア
26位:日本
27位:ルーマニア
27位:クロアチア(同順位)
29位:ブルガリア
30位:リトアニア
31位:メキシコ
日本以外すべてヨーロッパ諸国になっています。
31位までのランキングの中でヨーロッパ諸国以外の国は、16位韓国、19位チリ、26位日本、31位メキシコの4か国のみです。
まとめ
ヨーロッパ諸国を中心とした国々で晩婚化が進行しています。
ヨーロッパ諸国の場合は事実婚という文化があるため、特に平均結婚年齢が遅くなっていますが、日本ではまだ事実婚という文化があまり受け入れられているとは言えません。
そういう意味では日本は26位でそこまで上位ではないですが、事実上、かなりトップの水準にいると予測できます。
晩婚化による少子高齢化などが深刻になってきているため、少しでも緩和できるように今後何かしらの政策が必要になってくるでしょう。