世界には196ヶ国(海外領土や自治領などの地域も含めると249)あると言われていますが、その中で最低賃金(最低時給)が高い国のランキングをご紹介します。
ランキングを見る前にまずは世界で最低賃金(最低時給)が高い国トップ10を予想してみてください!
世界で最低賃金(最低時給)が高い国トップ10
ランキング | 国名 | 最低賃金(最低時給)USドル |
1位 | オーストラリア | 13.90 |
2位 | ルクセンブルク | 13.78 |
3位 | フランス | 11.66 |
4位 | アイルランド | 11.27 |
5位 | ニュージーランド | 11.20 |
6位 | オランダ | 10.77 |
7位 | ベルギー | 10.61 |
8位 | ドイツ | 10.43 |
9位 | イギリス | 10.34 |
10位 | カナダ | 9.92 |
出典1:OECD(Organisation for Economic Co-operation and Development )
出典2:GLOBAL NOTE
(※2018年データ)
世界で最低賃金(最低時給)が高い国1位はオーストラリアです。
オーストラリアは日本人にも旅行先や移住先として人気が高い国なので、オーストラリアの物価や時給が高いことは知っている方も多いと思います。
普通にオーストラリアでアルバイトをすると最低でも時給1500円程度は得ることができます。
正社員の給料などもオーストラリアはかなり高いです。
しかし、物価もその分高いので、そこまで余裕ができるわけではないですが、オーストラリアの人が海外旅行に行くとどこに行ったとしても物価が安く感じられてプチリッチな気分になるでしょう。
上位の国はヨーロッパ諸国が中心
2位~10位の国をみてみると、ヨーロッパ諸国が多くランクインしています。
5位のニュージーランドと10位のカナダ以外はすべてヨーロッパの国です。
ヨーロッパも国によってはかなり物価が高いです。
私たちは海外に行くと必ずマックの食べ比べや物価比べをしています(笑)⇒ドバイでマックを食べてみた。世界各地のマックを食べ比べして物価を計測(ドバイ編)
日本は何位?
日本は世界12位です。(数値7.82)
近年、時給の上昇が起きていますが、少し前までは日本ももっと時給が安かったです。
地方はまだ最低時給が東京よりも安いですが、政府は今後、最低時給を上げていく方針を打ち出しているため、学生などには非常に有難いですね。
とはいえ、今後日本では円安と物価上昇、景気後退(リセッション)などにより家計が非常に厳しくなっていくことが予想されます。
少しでも余裕を持つために少しでも給料の高い職に就きたい方は定期的に求人情報等を見ておくと良いと思います。
- おすすめの転職サービス一覧↓
- ・正社員ではなく派遣で自由に働きたい人→マイナビスタッフ
・ハイクラス転職を目指したい方→ビズリーチ
・いっそ旅行気分で稼ぎたい人→リゾートバイト(2ヶ月で50万も可能)
・とりあえず企業の評判や口コミをリサーチしたい人→転職会議
日本のランキングの前後5位の国
日本が12位のため、11位の国と13位~17位の国をご紹介します。
11位:イスラエル
12位:日本
13位:アメリカ
14位:韓国
15位:スペイン
16位:スロベニア
17位:ポルトガル
ここにきて、中東のイスラエルが登場しましたが、後はアメリカ、韓国、ヨーロッパ諸国と納得の順位かと思います。
アメリカが日本より最低時給が安いのは少し驚きですが・・・
まとめ
最低時給が高い国は基本的に経済規模も大きな国が多いです。
最低時給が高すぎると、雇用する企業側が苦しくなるのも事実ですので、バランスが重要になってきます。
日本をはじめ、世界では非正規雇用者などが増え、格差が広がっているため、最低時給の引き上げは今後さらに加速するかもしれませんね。
最低賃金ランキングの最新版をアップデートしました↓今回のデータと比較もしているのでぜひご覧ください。