世界で最低賃金が高い国ランキングTOP10をご紹介します。
「世界で最低賃金が高い国」と言えばどのような国が思い浮かぶでしょうか?
ランキングを見る前にぜひ予想してみてください!
※今回の統計データの概要・補足
・統計データは2022年
・各国の時給ベースでの法定最低賃金。
世界で最低賃金(最低時給)が高い国トップ10
ランキング | 国名 | 最低賃金:USドル |
1位 | オーストラリア | 14.47 |
2位 | ルクセンブルク | 13.94 |
3位 | ニュージーランド | 13.25 |
4位 | イギリス | 11.52 |
5位 | カナダ | 11.21 |
6位 | フランス | 11.13 |
7位 | ドイツ | 11.08 |
8位 | アイルランド | 11.06 |
9位 | ベルギー | 10.86 |
10位 | オランダ | 10.55 |
出典1:OECD(Organisation for Economic Co-operation and Development )
出典2:GLOBAL NOTE
(※2022年データ)
世界で最低賃金(最低時給)が高い国1位はオーストラリアです。
オーストラリアは日本人の出稼ぎ場所として注目を集めるくらいなので、最低賃金はかなり高い水準です!
アルバイトだけでも月に40万~60万くらい稼いだという人もいるくらいです。
その分、物価も高いですが生活費を差し引いた分の残り金額(貯金に回せる金額)も日本よりも高くなる可能性もあるので、移住を検討する人も増えているようです!
海外移住を検討している方は下記記事をぜひご覧ください↓
上位の国は2018年データから変わっていない?
2位~10位の国をみてみると、ヨーロッパ諸国が多くランクインしています。
2018年の統計データも以前記事でご紹介しましたが、トップ10の国の顔ぶれを見ると、1位オーストラリア、2位ルクセンブルクは順位も変わっておらず、残り3位~10位の国も上下のランキングの変動があるのみとなっています。
変わっているとすれば、全体的に最低時給の金額が増えているくらいです。
2018年データだと1位~10位の最低賃金が13.90ドル~9.92ドルだったのに対し、今回2022年データだと14.47ドル~10.55ドルと約1ドルほど全体的に上昇している印象です!
日本は何位?
日本は世界14位です。(数値7.13)
2018年データでは日本は12位で7.82ドルでした。(最低賃金はその頃よりも上がっていますが、為替レートの関連でドルベースだと下がっているように見えます)
順位は2つほど下げているため、世界各国と比べても実質賃金はあまり上がっていないと言えるでしょう!
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日本のランキング前後の国
日本が14位のため、11位~20位の国をご紹介します。
11位:イスラエル(8.60ドル)
12位:スペイン
13位:アメリカ
14位:日本
15位:韓国
16位:スロベニア
17位:ポルトガル
18位:リトアニア
19位:チェコ
20位:エストニア(4.06)
11位~20位は2018年データと大きな変動はありません。
まとめ
世界で最低賃金(最低時給)が高い国1位はオーストラリアでした。
2018年度のデータと比べてもほぼトップ20の国の顔ぶれは変わらない状況でした。
その中で日本は最低賃金は徐々に上がってきてはいるものの、平均年収や実質賃金は上がっていない状況が続いているので国民の感覚としてはどんどん生活が厳しくなってきている印象だと思います。
最低賃金もどんどん上げてもらいたいですが、日本の99%は中小企業だということを考えると経営者も大変ですね!・・・政府がもっと上手く機能してほしいものです~