世界には196ヶ国(海外領土や自治領などの地域も含めると249)あると言われていますが、その中で観測史上最も暑かった場所(最高気温ランキング)を大陸別にご紹介します。
ランキングを見る前にまずは最高気温ランキング(大陸別)を予想してみてください!
前回の記事で世界の国・都市別の最高気温ランキングをご紹介しましたが、どこの国・都市も赤道付近の砂漠地帯に位置していました。
前回の記事をまだ見ていない方はぜひ先に見てください↓
今回のランキングは大陸別のデータですが、大陸の中で最も高い気温を観測した国・都市をその大陸の代表値としてランキングをつけたいと思います。
世界の最高気温ランキング(国・都市別)トップ10
ランキング | 大陸名 | 国名 | 都市名 | 最高気温 | 観測日 |
1位 | 北アメリカ | アメリカ | デスバレー | 56.7 | 1913年 |
2位 | アフリカ | チュニジア | ケビリ | 55.0 | 1931年 |
3位 | アジア | イスラエル | ティラット ツビ | 54.0 | 1942年 |
4位 | オセアニア | オーストラリア | ウードナダッタ | 50.7 | 1960年 |
5位 | 南アメリカ | アルゼンチン | リバダビア | 48.9 | 1905年 |
6位 | ヨーロッパ | ギリシャ | アテネ | 48.0 | 1977年 |
7位 | 南極 | トゥルバット | パンダ基地 | 14.6 | 1974年 |
大陸別の世界最高気温ランキング1位は北アメリカ大陸です。
その代表国・代表都市がアメリカのデスバレーです。
大陸別だけでなく、都市別だけのランキングでもアメリカのデスバレーはダントツの1位です!
2位はアフリカ大陸
大陸別の世界最高気温ランキング2位はアフリカ大陸です。
これはイメージ通りかもしれません。
チュニジアのケビリが代表値になっていますが、アフリカ大陸には他にも砂漠地帯で暑い場所が多く存在しています。
都市を平均してみるとアフリカ大陸が一番暑いエリアが多いと言えるかもしれません。
3位はアジア大陸
今回は中東のイスラエルが代表値になっていますが、アジアと言えば中国やインド、日本なども含まれますし非常に広大な範囲です。
中東地域は砂漠地帯が多いため年中暑いことが多いのはイメージしやすいでしょう!
4位はオセアニア大陸
オセアニアはオーストラリアとニュージーランドがメインで後は島国が多く点在します。
オーストラリアは熱帯気候や乾燥気候、温暖気候など場所によって大きく気候が変わります。
中央部分の内陸部はあまり人が住んでおらず乾燥地帯とも言える広大な敷地が広がっており、代表値のウードナダッタはまさにオーストラリアのど真ん中に位置する都市です。
5位は南アメリカ大陸
南米はブラジルやペルー、コロンビアなど赤道直下の国が多く暑そうなイメージが強いですが、スコールなどの雨が降ることで大気が冷やされて砂漠地帯のような暑さは免れています。
代表値のアルゼンチンは比較的縦長の国で温暖な気候の場所が多いですが、内陸部は乾燥地帯もあり気温が上がりやすい場所も存在します。
6位はヨーロッパ大陸
ヨーロッパは温暖もしくは寒冷のイメージの方が強いと思います。
北欧諸国は寒いですが、フランスやスペイン、イタリアなど南ヨーロッパはアメリカのロサンゼルスと同様な年中天気が良く住みやすそうな場所が広がっているイメージがありますよね?
そして、代表値のギリシャは海岸沿いの国なのであまり最高気温が高くなるイメージはないですが、日本よりもかなり暑い48度を記録しているのは驚きです。
7位は南極大陸
これは当然の結果ですが、南極でも14.6度を記録するほど暑くなることがあるのは衝撃でした。
常にマイナスもしくは0度付近のイメージがありましたが、近年は温暖化の影響で南極の氷も溶けているという情報もありますし、今後最高気温を記録する可能性もありそうですね!
まとめ
大陸別の世界最高気温ランキング1位は北アメリカ大陸でした。
アメリカでは毎年のように猛暑の様子がニュースで伝えられていますが、デスバレーは特に深刻そうですね!
今回と前回は世界の各国と都市別の最高気温を見てきたので、次回は日本の最高気温ランキングをご紹介したいと思います。
1位は沖縄や九州ではなく、静岡や埼玉??