【世界の水資源量ランキング】世界で水資源量が多い国トップ10!日本は何位?

世界には196ヶ国あると言われていますが、その中で世界で水資源量が多い国のランキングをご紹介します。

ランキングを見る前にまずは世界で水資源量が多い国トップ10を予想してみてください!

日本は水の国とも呼ばれており、実際に周りがすべて海で囲まれていて水資源は豊富です。
では、世界と比較するとどれくらい上位にランクインしているのでしょうか?
やはりトップ10には入っているのでしょうか?
※ちなみに水資源とは「内部水資源量(国内の降雨によって創出された水)」+「外部水資源量(国外で創出された水)」の合計を指します。

世界で水資源量が多い国トップ10

ランキング 国名 km3(1年)
1位 ブラジル 8,647.00
2位 ロシア 4,525.00
3位 アメリカ 3,069.00
4位 カナダ 2,902.00
5位 中国 2,840.00
6位 コロンビア 2,360.00
7位 インドネシア 2,019.00
8位 インド 1,911.00
9位 ペルー 1,880.00
10位 ベネズエラ 1,325.00

出典1:FAO(Food and Agriculture Organization)
出典2:GLOBAL NOTE

世界で水資源量が多い国1位はブラジルです。

ブラジルは国土面積も広い上に熱帯地域に属しているため水資源量は多いです。

また、ブラジルは国内の内部水資源も多いですが、外部水資源もダントツで多いです。

これはアマゾン側があることからもイメージがしやすいと思います。

日本と違いブラジルは南米諸国と国境が大陸で繋がっており、河川も様々な国々に入り組んでいます。

そのような場合、上流から下流に流れてくる水量などの値も含まれているため、外部水資源量が多くなります。

2位~10位もブラジルと同様に国土面積が広い国々か、熱帯気候に属している国のどちらかです。

ロシアやカナダは寒いイメージがありますが、逆に雪解け水なども多くなり結果的に水資源量も多くなっていると推測できます。

日本は何位?

日本は意外だと思う方もいるかもしれませんがトップ10には入っていません。

日本の1年間の水資源量は430.00で世界で27位です。

日本は島国なので外部水資源がないことも大きいです。

実際に内部水資源量だけのランキングであれば日本は19位になります。

日本のランキングの前後5位の国

日本のランキングの前後5ヶ国を下記に記します。

22位:フィリピン

23位:カンボジア

24位:メキシコ

25位:エクアドル

26位:タイ

27位:日本

28位:ノルウェー

29位:パラグアイ

30位:マダガスカル

31位:ラオス

32位:ニュージーランド

近くの順位の国に日本と同じような島国の国がランクインしています。

フィリピンやマダガスカル、ニュージーランドなど、どの国も島国ですが、国土がそこまで大きくないためこのような順位になっていると考えられます。

まとめ

近年、世界で水不足が深刻化してきているという情報を耳にしたことがある方も多いはずです。

日本に住んでいるとそのような実感はまったくないですが、一部の国や地域では水がすごく貴重なものになっていたりします。

今後の水不足を見越して、中国人が日本の森林を購入している?なんていう情報も出回っているくらいです。

水と食料は生きていく上で必要不可欠なので、世界で大きな問題になる前に対策をとっていくことが重要ですね。

 

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日本人の私たちは世界の99%以上を知らないはずです。国名や地域名は知っていても現地の経済や文化、生活スタイルなどほとんど理解できていないのが普通です。 一生をかけても回り切れない広いこの世界を少しでも多く知るために日々世界に関するネタを更新中です。将来は世界中に友達ができるように世界一周旅行をするのが夢です!

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