世界には196ヶ国あると言われていますが、その中で産業用のロボット稼働台数が多い国のランキングをご紹介します。
ランキングを見る前にまずは世界で産業用のロボット稼働台数が多い国トップ10を予想してみてください!
日本やアメリカ、ヨーロッパ諸国などの先進国が上位に入っているのか?
もしくは、中国やインドなど人口が多い国が上位に入っているのでしょうか?
世界で産業用のロボット稼働台数が多い国トップ10
ランキング | 国名 | 台数 |
1位 | 中国 | 64万9,447 |
2位 | 日本 | 31万8,110 |
3位 | 韓国 | 30万197 |
4位 | アメリカ | 28万5,014 |
5位 | ドイツ | 21万5,795 |
6位 | イタリア | 6万9,142 |
7位 | 台湾 | 6万7,768 |
8位 | フランス | 3万8,079 |
9位 | スペイン | 3万5,209 |
10位 | メキシコ | 3万2,713 |
出典1:社団法人日本ロボット工業会「世界の産業用ロボット稼働台数(マニピュレーティングロボットのみ)」(2018年)
出典2:外務省「世界色々雑学ランキング」
世界で産業用のロボット稼働台数が多い国1位は中国です。
2位の日本とは2倍以上の差があるためダントツの1位と言えるでしょう。
実は2010年頃のデータを見ると、日本が世界の中でもダントツの1位だったのですが、ここ数年で中国のロボット稼働台数が急激に増えたようです。
ちなみに2000年頃のデータでは世界の半分程度の割合を日本が占めていました。
日本はロボット大国だというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか?
今でも世界で2位のためロボット大国といえますが、他の国の伸び率がすごく高く、逆に日本は停滞気味だと言えそうです。
まとめ
今後世界ではさらに産業用ロボットの普及が進むと考えられます。
テクノロジーの進化のスピードはとてつもないですし、近年はAI(人工知能)の注目度が高くすでに活用されている事例も増えています。
少子高齢化が危惧される日本においては、労働者の減少を補う意味でも産業用ロボットは必須だと思いますが、新型コロナウィルスの登場により人と人が接触せずに済むシステムも求められるようになってきました。
産業用ロボットは農業や、建設業、医療、物流、教育、介護、製造業など様々な分野で大活躍していますが、今後新たな分野にも大きく浸透していくでしょう!