【世界の男女賃金格差ランキング】世界で男女の賃金格差が大きい国トップ10!日本は何位?

世界には196ヶ国(海外領土や自治領などの地域も含めると249)あると言われていますが、その中で男女の賃金格差が大きい国のランキングをご紹介します。

ランキングを見る前にまずは世界で男女の賃金格差が大きい国トップ10を予想してみてください!

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賃金に限らず総合的な男女格差については下記記事を参考にしてください↓
【世界の男女格差ランキング】世界で男女格差が少ない国トップ10!日本は何位?
今回の統計データは、各国の男性平均賃金に対する女性賃金格差の比率を元に計算されています。(フルタイム労働者の中央値を元に計算)
具体的には、「女性賃金が男性賃金に対して何%低いか」を示しています。
%が大きい国ほど男女の賃金格差が大きいことを意味します。
例えば30%であれば、男性の賃金が100に対し女性の賃金が70ということです。
日本は先進国の中でも男女格差が大きい国と言われていますが、世界で見るとどれくらいの水準なのでしょうか?

世界で男女の賃金格差が大きい国トップ10

ランキング 国名
1位 韓国 34.60
2位 エストニア 28.30
3位 日本 24.50
4位 イスラエル 21.80
5位 ラトビア 21.10
6位 カナダ 18.20
6位 アメリカ 18.20
8位 フィンランド 17.70
9位 イギリス 16.50
10位 ドイツ 16.20

出典1:OECD(Organisation for Economic Co-operation and Development )
出典2:GLOBAL NOTE
(※2017年データ)

世界で男女の賃金格差が大きい国1位は韓国です。

34.60%ということは男性の給料が100だとすると女性の給料は65.40ということになります。

男性が30万円の月給だとしても女性は約20万円しかもらえていないということです。

韓国では就職難や経済不況などの問題が相次いでいて、将来安定してい生きるために親が子供の教育にすごく力を入れているとよく聞いたりします。

受験戦争が日本の比ではないくらい激しいようです。

上位の国は先進国が中心

2位~10位の国をみてみると、地域の偏りがあるというよりは先進国が多くランクインしています。

少し意外なのは、8位のフィンランド、9位のイギリス、10位のドイツです。

総合的には男女格差が少ない国として上位に占めるこのヨーロッパの3か国ですが、男女の賃金の差は大きいようです。

※男女格差が少ない国のランキングではフィンランドが3位、ドイツが10位、イギリスが21位です。

日本は何位?

日本は世界3位です。(数値24.50%)

24.50%ということは男性の給料が100だとすると女性の給料は75.50ということになります。

男性が30万円の月給だとすると、女性は約22万円しかもらえていないということです。

今回の統計データはフルタイム労働者のみを対象にしているため、非正規雇用者を含めた場合は少し違う結果になるはずです。

非正規雇用の場合は男性でも女性でも賃金が低い水準にありがちですが、正社員の場合は性別の違いで大きな差が生じています。

もちろん、男性の方が責任の大きな役職についているケースが多いためこのような数値にはなるのですが、もう少しこの差を埋める努力が必要かもしれません。

まとめ

韓国は世界でもダントツの男女の賃金格差がありますが、日本も世界3位となっており、女性からすると早く改善してほしい課題の一つだと思います。

女性の賃金を上げていくためには、やはり国会議員や上場企業の役員などの女性比率をまずは上げていく必要があるでしょう。

実際にその比率が高い国は男女の格差が小さくなっているため、女性でも男性と同等以上の仕事ができるということを社会に根付かせていかねばなりません。

日本には最初から野心を持った女性は少ないということもあり、日本がそこまで目指そうとしているのかははっきりしませんが、今後女性の社会進出の増大に伴い議論を呼ぶテーマになるでしょう。

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