世界には196ヶ国あると言われていますが、その中で1日あたりの石油の消費量が多い国のランキングをご紹介します。
ランキングを見る前にまずは世界で1日あたりの石油の消費量が多い国トップ10を予想してみてください!
やはり、人口が多い国や先進国が上位にランクインしているのでしょうか?
その中で日本は果たして何位でしょうか?
世界で1日あたりの石油の消費量が多い国トップ10
ランキング | 国名 | 生産量(バレル/日量) |
1位 | アメリカ | 2,045万 |
2位 | 中国 | 1,352万 |
3位 | インド | 515万 |
4位 | 日本 | 385万 |
5位 | サウジアラビア | 372万 |
6位 | ロシア | 322万 |
7位 | ブラジル | 308万 |
8位 | 韓国 | 279万 |
9位 | カナダ | 244万 |
10位 | ドイツ | 232万 |
出典1:BP Statistical Review of World Energy 2019 – Oil:Consumption, 2018)
出典2:外務省「世界色々雑学ランキング」
世界で1日あたりの石油の消費量が多い国1位はアメリカです。
2位が中国、3位がインドという結果になり、ほぼイメージ通りの順位ではないでしょうか?
ただ、近年に限ってはアメリカよりも中国の方が石油を消費しているイメージを持っている方も多いかもしれません。
発展途上国と先進国の間でよく問題になりますが、経済成長を優先して環境保護を疎かにしてしまい、工場からたくさん煙を出している印象を持っている方もいるのではないでしょうか?
しかし、実際にデータをみるとアメリカが世界でダントツの石油消費量となっています。
中国の石油消費量も他国と比べると非常に多いということがわかります。
日本は1日あたりの石油の消費量4位
日本は世界の中でも石油消費量が多いです。
人口も比較的多いためある程度は納得の順位かもしれません。
4位といっても他のトップ10の国々と比べてもそこまで消費量に差はないですが、アメリカや中国とは大きな差があります。
実際にどれくらいの石油を日本が消費しているのかイメージしやすくするために、東京ドームで換算すると、日本の1日の石油消費量はおよそ東京ドーム5個分です。
まとめ
石油は昔からいつか近い未来になるなる!と言われ続けていますが、近年その寿命が延びています。
オイルショック時には2000年頃にはもう石油がなくなると言われていましたが、2011年には2065年でなくなるという風に変わっています。
石油消費量ランキングを見てもわかるように、人類は毎日すごい量の石油を消費していますが、新たな油田の発見や、再生可能エネルギーの台頭などにより状況が少しずつ変わってきています。
石油が無限に採掘できるという説もあるようですが、有限資源として捉えてできるだけ消費を抑えて経済活動をしていくことが重要でしょう。