世界には196ヶ国あると言われていますが、その中で米の生産量が多い国のランキングをご紹介します。
ランキングを見る前にまずは世界で米の生産量が多い国トップ10を予想してみてください!
日本は古来より米が主食の文化ですが、近年、米よりもパンの消費量の方が多くなってきています。
また、農家の数も年々減ってきており後継者不足の問題など浮上していますが、日本は果たして何位なのでしょうか?
世界で米の生産量が多い国トップ10
ランキング | 国名 | 生産量(トン) |
1位 | 中国 | 2億1,212万 |
2位 | インド | 1億7,258万 |
3位 | インドネシア | 8,303万 |
4位 | バングラデシュ | 5,641万 |
5位 | ベトナム | 4,404万 |
6位 | タイ | 3,219万 |
7位 | ミャンマー | 2,541万 |
8位 | フィリピン | 1,906万 |
9位 | ブラジル | 1,174万 |
10位 | パキスタン | 1,080万 |
出典1:Food and Agriculture Organization of the United Nations (FAO) – FAOSTAT – Production, Crops, Rice, Paddy, 2018
出典2:外務省「世界色々雑学ランキング」
1位はやはり国土面積が広い中国でした。
中国は人口も多いためこれだけ生産量が多くても足りておらず、米の輸入量も世界有数の国です。
4位のバングラデシュや8位のフィリピンも同様に生産量が多いですが、人口が非常に多いため輸入量も多くなっています。
一方、中国と同様に人口の多いインドは米の生産量が2位ですが、輸出量は世界1位となっています。
インドと同様の傾向があるのが5位のベトナム、6位のタイです。
生産量も多く輸出量も多くなっており、米の輸出量2位がタイ、3位がベトナムとなっています。
【世界の人口ランキング】人口の多い国と少ない国トップ10!日本は何位?
日本の米の生産量ランキングは何位?
日本の米の生産量ランキングは13位となっています。
生産量は約972万トンです。
日本は米を生産し輸出もしていますが、輸入量も世界で10番以内に入るくらいの水準です。
日本の米の生産量は毎年のように減少傾向にありますが、政府は食糧自給率の向上を目指すために海外市場に積極的に進出し輸出を拡大させていく方針になっています。
まとめ
米の生産は主にアジア諸国で行われています。
意外な気づきとしては、米の生産量が多い国でも人口が多い国や消費量が多い国においては輸入量が思ったより多いということです。
また、日本においては米の生産量は13位でしたが、米よりもパンを多く食べる日本人も増えてきており、日本の米の生産量も減少傾向にあります。
今後、TPPなどの影響も考えられる中、国内の消費だけでなく海外への輸出も増やして日本の米文化を守っていく取り組みが必要だと感じます。