世界には196ヶ国あると言われていますが、その中で小麦の生産量が多い国のランキングをご紹介します。
ランキングを見る前にまずは世界で小麦の生産量が多い国トップ10を予想してみてください!
日本は近年、米よりもパンの消費量の方が多くなってきていますが、小麦は自給自足できているのでしょうか?
日本がトップ10に入っているのか、入っていない場合何位くらいなのか?も併せて予想してみてください。
世界で小麦の生産量が多い国トップ10
ランキング | 国名 | 生産量(トン) |
1位 | 中国 | 1億3,144万 |
2位 | インド | 9,970万 |
3位 | ロシア | 7,213万 |
4位 | アメリカ | 5,128万 |
5位 | フランス | 3,579万 |
6位 | カナダ | 3,176万 |
7位 | パキスタン | 2,507万 |
8位 | ウクライナ | 2,465万 |
9位 | オーストラリア | 2,094万 |
10位 | ドイツ | 2,026万 |
出典1:Food and Agriculture Organization of the United Nations (FAO) – FAOSTAT – Production, Crops, Wheat, 2018
出典2:外務省「世界色々雑学ランキング」
1位と2位は米の生産量ランキングと同様に中国とインドになりました。
他の上位の国をみても基本的には国土面積が大きい国がランクインしています。
・【世界の米ランキング】世界で米の生産量が多い国トップ10!日本は何位?
・【世界の面積ランキング】面積が大きい国と小さい国トップ10!日本は何位?
日本の小麦の生産量ランキングは何位?
日本の小麦の生産量ランキングは参照している外務省のデータだと圏外のため正確にはわかりません。
しかし、別の資料だと日本のランキングは53位と発表されている場合があります。
生産量は約76万トンです。
53位と聞くと食糧自給率が低いと言われている日本としては意外と高いと感じる方も多いのではないでしょうか?
しかし、実際のところ小麦は輸入にほとんど依存している状況で、国内生産の割合は全体の10%~15%程度しかありません。
そして日本が小麦を輸入している相手国はアメリカやカナダ、オーストラリアなどが中心となっています。
まとめ
小麦は基本的に面積が大きい国で多くの量が生産されていることがわかりました。
日本人の食卓においても小麦は必要不可欠な材料ですので、今後も輸入に頼っていくことになると思いますが、もう少し食糧自給率を上げていく取り組みが必要かもしれません。
輸入先が中国やインドではなく、アメリカやカナダ、オーストラリアなどが中心だということも意外だったかたもいるかもしれませんが、日中関係の悪化の可能性もある状況下では安心材料の一つとも言えますね。