世界には196ヶ国（海外領土や自治領などの地域も含めると249）あると言われていますが、その中で自動車の生産台数が多い国のランキングをご紹介します。
ランキングを見る前にまずは世界で自動車の生産台数が多い国トップ10を予想してみてください！
自動車の生産台数が多そうな国といえばまず日本とアメリカが頭に浮かぶ人が多いのではないでしょうか？
日本にはトヨタや日産、ホンダなどの世界的企業がありますしね♪
自動車関連のランキングでは「生産台数」の他に「販売台数」や「輸出台数」など微妙に意味合いが違うものもあるため、それぞれのランキングも併せてご覧ください↓
※今回の統計データの概要
・四輪自動車の生産台数（四輪自動車＝乗用車、小型商用車、トラック、バス）
・二輪車（バイク）は含まない
世界で自動車の生産台数が多い国トップ10
| ランキング | 国名 | 生産台数（台） |
| 1位 | 中国 | 26,082,220 |
| 2位 | アメリカ | 9,167,214 |
| 3位 | 日本 | 7,846,955 |
| 4位 | インド | 4,399,112 |
| 5位 | 韓国 | 3,462,404 |
| 6位 | ドイツ | 3,308,692 |
| 7位 | メキシコ | 3,145,653 |
| 8位 | ブラジル | 2,248,253 |
| 9位 | スペイン | 2,098,133 |
| 10位 | タイ | 1,685,705 |
出典1：OICA（International Organization of Motor Vehicle Manufacturers ）
出典2：GLOBAL NOTE
（※2021年データ）
世界で自動車の生産台数が多い国1位は中国です。
2位以下の国とも2倍以上の差をつけるダントツの1位です。
中国の自動車メーカーには「第一汽車（FAW）」や「上海汽車（SAIC）」など多くが存在しますが、日本人にとってはあまり馴染みがないかもしれません。
何といっても中国は人口が14億人いるので、海外に輸出しなかったとしても国内だけで需要が桁違いに大きいわけです。
1位が日本かアメリカだと思っていた人もいるかもしれませんが、中国はアメリカの約3倍、日本の3.5倍ほどの生産台数を誇ります。
上位の国は先進国が中心？
世界で自動車の生産台数が多い国2位～10位の国をみてみると、アメリカや日本、韓国、ドイツなどの先進国が多くランクインしています。
とはいえ、インドやメキシコ、ブラジル、タイのようにこれから急成長を遂げるであろう途上国もトップ10に多く入っていることは要注目です！
また、経済規模ではなく人口規模でみると、比較的人口が多い国が自動車の生産台数が多い傾向があるとも言えるでしょう。
日本は3位
日本は世界3位です。（数値は7,846,955）
自動車の生産台数が多い国11位～20位（おまけ）
参考までに日本と順位が近い11位～30位の国もご紹介します。
11位：ロシア
12位：フランス
13位：トルコ
14位：インドネシア
15位：カナダ
16位：チェコ
17位：スロバキア
18位：イギリス
19位：イラン
20位：イタリア
11位～20位までの国を見ると、ヨーロッパ諸国や人口の多い国が多くランクインしていることがわかります。
ちなみに11位のロシアの数値が1,566,317、20位のデンマークが795,856です。
上位20ヶ国までみても、自動車の生産に関しては中国、アメリカ、日本の3強と言ってよいでしょう！
まとめ
世界で自動車の生産台数が多い国1位は中国でした。
日本人が想像している以上に中国の自動車メーカーの生産台数は多くアメリカや日本と大きな差があります。
現状は上位3か国の3強状態ですが、4位のインドや5位の韓国とはそこまで大きな差はありません。
また、生産台数は多くても実際に販売台数が多くなければ企業の売上や利益に繋がりません。
日本は生産台数こそ多いものの、他国と比べると販売台数が少ない傾向にあるようです・・・詳細は下記記事にてご覧ください↓
・【世界の自動車生産台数ランキング】世界で自動車の生産台数が多い国トップ10！日本は何位？
