世界には196ヶ国(海外領土や自治領などの地域も含めると249)あると言われていますが、その中で軍事兵力数が多い国のランキングをご紹介します。
ランキングを見る前にまずは世界で軍事兵力数が多い国トップ10を予想してみてください!
武器輸入額や武器輸出額、軍事費のランキングも関連の強い話ですので気になる方は下記の記事をご覧ください↓
・【世界の武器輸入額ランキング】世界で武器の輸入額が大きい国トップ10!ロシアのウクライナ侵攻で武器を輸入する国が急増?日本は何位?
世界で軍事兵力数が多い国トップ10
ランキング | 国名 | 人数 |
1位 | インド | 3,045,000 |
2位 | 中国 | 2,535,000 |
3位 | 北朝鮮 | 1,469,000 |
4位 | ロシア | 1,454,000 |
5位 | アメリカ | 1,388,000 |
6位 | パキスタン | 943,000 |
7位 | エジプト | 836,000 |
8位 | ブラジル | 762,000 |
9位 | インドネシア | 676,000 |
10位 | イラン | 650,000 |
出典1:世銀(World Bank)
出典2:GLOBAL NOTE
(※2019年データ)
世界で軍事兵力数が多い国1位はインドです。
インドは人口が13億人いるため、総人口比で見ると軍事兵力数が極端に多いわけではありません。
2位の中国も同様です。
世界の人口ランキングは下記記事でご紹介しています↓
上位の国は先進国より発展途上国が中心?
軍事兵力数の2位~10位の国をみてみると、所謂「先進国」と呼ばれている国々よりも発展途上国と呼ばれている国が多く並んでいることがわかります。
3位の北朝鮮に関しては人口も約2500万人程度でそれほど多くないにも関わらず、ロシアやアメリカよりも上位に来ています。
私たち日本人にとっては北朝鮮や中国などの軍事兵力数や軍事力に関しては敏感にならざるを得ないです。
軍事兵力数が多い国11位~20位
軍事兵力数の11位~20位の国も参考までに記載しておきます。
11位:韓国
12位:ベトナム
13位:ミャンマー
14位:トルコ
15位:コロンビア
16位:タイ
17位:ベネズエラ
18位:イタリア
19位:イラク
20位:メキシコ
日本のお隣の国「韓国」も11位と上位に入っています。
日本は何位?
日本は世界で27位です。(261,000人)
今回の統計データは軍事総兵力数(陸・海・空の三軍などの正規軍事組織の現役総兵員数および準軍事組織の人員数)ですので、人口が比較的多い日本がこれくらいの順位なのは妥当かもしれません。
ちなみに日本に順位が近い21位~30位の国々はどういった顔ぶれになっているでしょうか?
21位:スリランカ
22位:アルジェリア
23位:ウクライナ
24位:フランス
25位:アフガニスタン
26位:シリア
27位:日本
28位:サウジアラビア
29位:モロッコ
30:バングラデシュ
2022年3月17日時点では、ロシアのウクライナ侵攻は継続していますが、ウクライナの兵力数は日本よりも多いことがわかります。
まとめ
今回は一般的によく見る「軍事費」や「軍事力」の統計データのランキングではなく、単純な軍事兵力数に焦点を置いたデータのご紹介でした。
核兵器やミサイルなどの技術がかなり進む中、軍事兵力数がどの程度重要な指標になるのかは専門家の方々しかわからないとは思いますが、ロシアとウクライナの戦争を見ても結局遠距離からミサイルを打つだけでなく、地上戦で兵士を動かして戦っているのがわかります。
民間人なども関係なく破壊して侵略するとなれば、核兵器などで一発で仕留められるのかもしれませんが、それをやってしまうと第三次世界大戦が始まり世界の崩壊を意味します。
今回のウクライナ侵攻に関してはプーチン大統領は核使用をちらつかせているのが不気味ですが、1日も早く停戦することを願いたいです。