世界には196ヶ国(海外領土や自治領などの地域も含めると249)あると言われていますが、その中で軍事力が高い国のランキング(2022年度版)をご紹介します。
ランキングを見る前にまずは世界で軍事力が国トップ10を予想してみてください!
武器輸入額や武器輸出額、軍事費のランキングも関連が深い話ですので気になる方は下記の記事をご覧ください↓
・【世界の武器輸入額ランキング】世界で武器の輸入額が大きい国トップ10!ロシアのウクライナ侵攻で武器を輸入する国が急増?日本は何位?
・【世界の武器輸出額ランキング】世界で武器の輸出額が大きい国トップ10!アメリカとロシアどっちが1位?
世界で軍事力が高い国トップ10
ランキング | 国名 | 戦車(両) | 戦闘機(機) |
1位 | アメリカ | 6,300 | 2,400 |
2位 | ロシア | 13,127 | 770 |
3位 | 中国 | 13,000 | 1,200 |
4位 | インド | 4,200 | 520 |
5位 | 日本 | 1,000 | 300 |
6位 | フランス | 410 | 270 |
7位 | イギリス | 330 | 130 |
8位 | 韓国 | 2,600 | 400 |
9位 | パキスタン | 2,200 | 350 |
10位 | ブラジル | 430 | 43 |
今回のランキングでは軍事費や総兵力数、戦車、戦闘機、原子力潜水艦、航空空母、戦闘用艦船、装甲戦闘車両、火砲、攻撃ヘリ、対地攻撃機などの総合的な要素を考慮しての順位となっています。
ランキング表にはその中で戦車と戦闘機に特化して数位をご紹介しています。
世界で軍事兵力数が多い国1位はアメリカです。
これは予想通りの結果と言えるでしょう。
近年、アメリカは世界の警察をやめたとも言われていますが、それでも今回のロシアのウクライナ侵攻に関してはNATOの中でも中心的役割をアメリカが担っていることがわかります。
上位の国はやはりロシアや中国
軍事力の2位~10位の国をみてみると、上位にロシアや中国、インドなどの大国がランクインしています。
現在ではアメリカが軍事力世界1位とはいえ、ロシアと中国が手を組んだとすると世界的にはかなり脅威になることがわかります。
ヨーロッパ諸国ではフランスとイギリスしかトップ10にランクインしていないことも意外かもしれません。
日本が5位の理由は?
日本は世界で5位です。
憲法9条や非核三原則によって日本の軍事力は世界的に見ても低いのでは?と思っている方もいるかもしれませんが、近年最新鋭のステルス戦闘機F-35Aを配備したりすることで上位にランクインされています。
具体的な日本の戦力を下記にご紹介します。(2022年度データ)
・軍事費⇒491億ドル
・兵力⇒25万人
・戦車⇒1000両
・戦闘機⇒300機
・潜水艦⇒22隻
・ヘリ母艦(軽空母)⇒4隻
今後すぐに戦争になることはないとは思いますが、第三次世界大戦が起きるかも?と専門家の間でも議論されていますし、日本は数十年以内にほぼ確実に南海トラフ地震や首都直下型地震が来ると言われています。
軍事力が高い国11位~20位
軍事兵力数の11位~20位の国も参考までに記載しておきます。
11位:イタリア
12位:エジプト
13位:トルコ
14位:イラン
15位:インドネシア
16位:ドイツ
17位:オーストラリア
18位:イスラエル
19位:スペイン
20位:サウジアラビア
11位~20位の国はヨーロッパ諸国や中東諸国が多くランクインしています。
まとめ
今回は単純な軍事費や戦闘機などの項目でのランキングではなく、そういった軍事関連のすべての要素を総合的にみた軍事力ランキングをご紹介しました。
日本が5位だったことを考えると安心した方もいるかもしれませんが、ロシアや中国には及ばないためまだ足りないと思う方もいるでしょう。
現在起きているロシアのウクライナ侵攻の結果次第では従来までの世界秩序が消え去る可能性も0ではないため、地政学リスクの高い日本としてはより真剣に軍事について考えていかなければならないと思います。