【世界難民ランキング】世界で難民の出身が多い国トップ10!

世界には196ヶ国あると言われていますが、世界で難民の出身が多い国のランキングをご紹介します。

ランキングを見る前にまずは世界で難民の出身が多い国トップ10を予想してみてください!

※難民とは人種的、宗教的、国籍など様々な理由により迫害を受けるおそれがある人のことを指します。(国籍国の外にいる場合や、国籍国の保護を受けることができない人や望まない人も含みます)

日本に住んでいると「難民」と言われても実感がほとんどないため、あまりピンとイメージが湧かない方も多いと思います。

世界で難民の出身が多い国トップ10

ランキング 国名 人数
1位 シリア 665万4,386
2位 アフガニスタン 268万1,269
3位 南スーダン 228万5,316
4位 ミャンマー 114万5,154
5位 ソマリア 94万9,652
6位 スーダン 72万4,791
7位 コンゴ民主共和国 72万307
8位 中央アフリカ共和国 59万874
9位 エリトリア 50万7,267
10位 ブルンジ共和国 38万7,862

出典1:United Nations High Commissioner for Refugees (UNHCR) – 2018Global Trends, Annexes – Table 2, Total refugees and people in refugee-like situations, end – 2018
出典2:外務省「世界色々雑学ランキング

(注)「南スーダン」及び「スーダン」両国については,それぞれ各国別に分けられた統計が存在(そんざい)しないため,「南スーダン」出身の難民・難民申請者のうち,不特定の数が「スーダン」出身者数にふくまれている,あるいは「スーダン」出身の難民・難民申請者が「南スーダン」出身者数にふくまれている可能性あり。


世界で難民の出身が多い国1位はシリアです。

2位~10位の国々と比べてもダントツで人数が多いことがわかります。

2位のアフガニスタンの2倍以上です。

シリアはODA受取金額のランキングでも実は1位になっています。

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ODA受取金額のランキングについては下記記事を参考にしてください↓
【世界ODA受取額ランキング】世界でODAの受取総額が多い国トップ10!

トップ10に入っている国は4位のミャンマーを除けばすべてアフリカ諸国か中東諸国になっています。

やはり、内戦や紛争が多い地域、経済的に貧しい国がトップ10にランクインしています。

まとめ

日本においては「難民」という社会問題について深く考えることは日常的には多くありません。

近年、ヨーロッパ諸国が難民受け入れの是非を巡って対立することが多くなってきています。

難民を受け入れすぎると自国民の職が奪われたり、治安面でリスクが増すなどの課題がある一方、完全に受け入れ拒否をすると人種差別に繋がる恐れもありますし、難民の人々は行き場を失ってしまいます。

アメリカにおいてもトランプ大統領が白人ファーストの考えて選挙に勝って政策を続けていますが、政治家によっても移民や難民に対する考え方は様々です。

今後、外国人労働者を多く受け入れて行くことになるであろう日本にとっても近い将来このような問題に直面していくことになるでしょう。

 

 

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