出典:ヒルトン東京お台場HP
新型コロナウィルスの影響でホテル業界は苦境に立たされています。
一方で外出自粛やテレワークの需要が拡大したことにより「ワーケーションプラン」や「デイユースプラン」などを各ホテルが展開して勤労者の支援と同時にホテル宿泊者増加を狙う動きが出てきています。
ワーケーションとは?
ワーケーションという言葉自体を初めて聞いた方も多いかもしれません。
ワーケーションとは「ワーク(仕事)」と「バケーション(休暇)」を合わせた造語です。
今回の新型コロナウィルスの感染拡大により、ホテルや旅館などで休暇を兼ねながらリモートワークをする動きが進んでいます。
自宅にいると夫婦間の問題や、子供やペットの影響で仕事に集中できないという問題を抱えている人が一定数おり、そういう人々にとっては非常に需要が高くなっています。
ワーケーションプランを実施してるホテル一例
ヒルトン東京
出典:ヒルトン東京お台場HP
基本的に7日間の滞在予約が必要で、期間は2020年3月19日~5月31日と設定されています。
(宿泊プラン特典)
・駐車場無料
・Wi-Fi無料
・館内レストラン朝食が特別優待料金 (一人1,000円)
・館内レストランが特別割引 30%OFF
・フィットネスジムの利用料が無料
・スパや室内プール特別割引 50%OFF
・バーでワンドリンクサービス
軽井沢プリンスホテル
基本的に3泊以上の予約が必要になります。
「コテージでワーケーション」と題しており、一棟一棟離れになっており「3密」を回避しながら自然の中でゆっくり過ごすことが可能です。
(宿泊プラン特典)
・ランチとディナー20%オフ
・「立ち寄りの湯 軽井沢千ヶ滝温泉」特別優待料金→1人500円で利用可能
まとめ
新型コロナウィルスの影響でホテル宿泊者の減少が著しいため、今回のようなワーケーションプランやデイユースプランなどにより、ホテル側と勤労者側どちらにもメリットがあるような仕組みは非常に素晴らしいと思います。
どうしても自宅で仕事ができない人はワーケーションプランを利用し他人と接触せずに過ごすことで、感染防止にもつながります。
しかし、あまりに多くの人がホテルに駆け付けワーケーションプランを利用すると結果的にホテル施設内が3密になってしまう恐れがあるため、ホテル側が予約の調整をしっかり管理することが大事になってくるでしょう。