マリオットホテル(マリオットインターナショナル)が新型コロナウィルスに対する前向きなメッセージを発信する意味合いで、各国のホテルをライトアップしています。
新型コロナウィルスの影響でホテルをはじめとする観光業界は大打撃を受けていますが、この状況の中においてもホテル関係者や旅行者、社会に対して「Light for Hope(希望の光)」を届けたいという想いで取り組みがスタートされました。
シンボルはスマイルが選ばれ、人々に笑顔をもたらすようにというメッセージになっています。
ライトアップの期間は?
2020年4月9日から4月末までの予定となっています。
ライトアップされるホテルはどこ?
各国で合計270以上のホテルの客室でライトアップが実施されます。
現時点では、東京、宮崎、ソウル、上海、香港、バンコク、クアラルンプール、サイゴン、ジャカルタ、モルディブ、ムンバイなどのホテルの具体名があがっています。
マリオットホテルの前向きな取り組み
「人を大切にする(Putting people first)」ということがマリオットインターナショナルの理念であり、新型コロナウィルスの感染拡大が起きている中、マリオットの従業員は合計4万時間以上のボランティア活動を実施しています。
内容としては、医療従事者のための保護具製造や、食料の寄付、避難場所の確保などです。
マリオットインターナショナルのプレジデントのコメント
「先行きが不透明な現在においても、確かなことが一つあります。それは、私たちも皆様とともにこの状況を乗り越えて行き、ここからさらに力強く立ち上がるということです。誰もが再び旅に出かけることができる日を心待ちにしていますが、それまでは地域の政府機関の指導に従い、引き続き当社ホテルを展開する地域社会をサポートして行くことに尽力してまいります。過去にもマリオット・インターナショナルは様々な試練に直面しましたが、どんな時も社員の思いやりのおかげで、再び大きく立ち上がることができました。皆様がどこにいようとも、マリオット・インターナショナルはいつでも明かりを灯し続けます」
まとめ
ホテルのライトアップは日本でも見られますが、外出自粛のため実際に見ることができるのは家が近い方や仕事帰りの方などに限られてしまうかもしれません。
ですが、ホテルのこのような取り組みはネガティブな気持ちになっている人が多くなっている状況で非常に嬉しいものだと感じます。
マリオットインターナショナルは世界各国でホテルを運営しており、新型コロナウィルスの影響で直接的な損失は大きいと思いますが、乗り切って頑張ってほしいですね。