緊急事態宣言が5月25日に全面解除されたことを受け、旅行やイベントなどの再開に期待感が高まっています。
政府は緊急事態宣言解除後においても約3週間ごとに感染状況などを確認して、段階的な緩和を目指す方針を打ち出しています。
国内旅行は6月19日から可能?
緊急事態宣言が解除されたとはいえ、県を跨ぐ移動は避けてほしいという基本的な考えは変わっていません。
仮に6月19日以前に旅行に行ったとしても罰則など法的強制力があるわけではありませんが、これまでしっかり政府の要請を守ってきた日本人であれば今後も要請を守る人の方が多いでしょう。
結論としては、6月19日から国内旅行に行っても良いかどうかは3週間後の政府の評価に依存することになります。
現時点で6月19日から躊躇することなく国内旅行に行っても良い!と断言することはできない状況でしょう。
この3週間で新型コロナウィルスの感染者が拡大した場合は、また緊急事態宣言や外出自粛要請が再開する可能性があります。
8月1日から全面解除で経済復活?
政府としては3週間ごとに段階的な緩和をしていき、8月1日からは旅行だけでなく大規模イベントや祭りなども開催できるように全面的な解除を目指す方針のようです。
しかし、都道府県ごとに状況や計画も違う場合もあるので、地域によっては早い遅いなどズレが出てくると思われます。
東京においては独自の段階的緩和の計画(ロードマップ)を発表しています。
東京の段階的緩和計画(ロードマップ)
出典:東京都公式HP
【ステップ1】5月26日~※現在はここに該当します。
美術館や博物館、図書館、動物園、プール、運動施設などを開放し、飲食店においては夜10時までの営業が許可されることになります。
今後は状況を見ながらステップ2、ステップ3に移行していきます。
5月30日にはステップ2に移行する方針です。
根拠や理屈ではな部分で枠組みの決定がなされることは国民の反感を買う可能性が高いので、そういう場合はきちんとした理由の説明が欲しいところですね。
東京都のロードマップが改訂され、スポーツジムがステップ2、カラオケ店がステップ3に含まれることになりました。
まとめ
緊急事態宣言が解除されて、「新型コロナウィルスはもう終わった」、「今日から前と同じ生活だ~!」と感じている人もいるかもしれません。
一方で、「まだまだ安心できない」、「これからもできるだけ自粛生活だ」と思っている人もいるでしょう。
スーパーやホームセンターなどもそうですが、解除後は解除前よりは多くの人が外を歩いていたり、車の量も随分多くなってきているように実感します。
もちろん解除されたので極端な自粛をする必要はないわけですが、今後は新しい生活様式を上手く取り入れて行動していく必要があるでしょう。
国内旅行においても、もう少し様子をみて、行くとしてもできるだけ近場の場所を候補として選択する方が無難かもしれませんね!