新型コロナウィルスによる緊急事態宣言を受けてキャンプ場においても相次いで臨時休業になっています。
状況が今ほど深刻に騒がれていない時期(2020年3月頃まで)には、「キャンプ場は人との接触もなく外での活動のため安全だ」という認識が広まりむしろキャンプ場を利用する人やキャンピングカーの予約をする人が増えていました。
しかし、新型コロナウィルスの感染拡大が深刻になってきて緊急事態宣言が出されてからは状況が一変し、「3密」に該当しないとされていたキャンプ場ですら休業の措置が目立つようになっています。
キャンプ場は、子供たちの遊ぶ場所として、また大人のストレス解消として必要だという戸惑いの声があがっています。
キャンプ場が「3密」でないにも関わらず臨時休業する理由
これはあくまで推測ですが、下記のような理由で休業する施設が多いと考えられます。
・緊急事態宣言が出されている中、営業を続けると批判の的になり信頼を失う
・他のキャンプ場が休業しているから
・3密に該当しづらいといっても、規模によっては人が密集し、共同用具などから感染のリスクがある
・県外など色んな地域から客が来場するためリスクが高い
・政府が外出自粛を求めているのに逆に人の移動を助長することになってしまう
・他県からたくさんの人が来ると現地の住民に迷惑や心配をかける恐れがある
・従業員の感染リスクを避けるため
・外出自粛する人が多い中、営業しても逆に赤字になる
・・・
キャンプ場の臨時休業に対する利用者の声
学校の臨時休業が決まった後、キャンプ場は予約が急増していた背景もあり、唯一の娯楽としてキャンプ場を捉えていた人たちからは戸惑いの声があがっています。
・家族でリラックスする場所がなくなってしまう
・子供たちが生き生きと遊ぶ場所がなくなってしまう
・他人と接触することがないのに臨時休業するのは理解できない
・他人や現地の住民に迷惑をかけないと判断して行くことを決めたのに・・・
・自然を楽しむことができなくなる
・ストレス解消の場を失った
・リスクが少ないキャンプ場がダメならどこに行けばよいの?
実際に臨時休業になったキャンプ場
下記はあくまで一例ですが、人気があり予約を集めていたキャンプ場においても臨時休業が決定されています。
・マイアミ浜オートキャンプ場(滋賀県)
・浩庵キャンプ場(山梨県)
※アニメ「ゆるキャン△」で有名になった富士山近くのキャンプ場
・いこいの森キャンプ場(山梨県)
・本栖湖キャンプ場(山梨県)
・ふもとっぱらキャンプ場(静岡県)
・PICAさがみ湖(神奈川県)
・やまもり温泉キャンプ場(岡山県)
まとめ
新型コロナウィルスの感染拡大による緊急事態宣言でキャンプ場が臨時休業になっていますが、政府は公園や運動施設(屋外)は休業要請の対象外としています。
休業していないキャンプ場もありますので、探して行くという考えもありますが、感染してしまうリスクや他人に感染させてしまうリスクなどを考えると近場の公園などでリフレッシュする方が賢明かもしれません。
バッティングセンターやゴルフ場(屋外)などは空いているところが多そうなので、普段はやらない人でもこの機会にチャレンジしてみるのも一つの方法です。