新型コロナウィルスの影響が世界中で拡大していることを受け、外務省は2020年3月6日イタリアと韓国への渡航警戒レベルを引き上げました。 海外への渡航に関しての「危険レベル」は元々4段階ありますが、今回はイタリアと韓国の一部の地域においてレベル3まで引き上げられることになりました。
危険レベル3とは?
危険レベルは全部で4段階あります。 今回のイタリアと韓国の一部はレベル3ですので渡航中止勧告に該当します。 基本的に余程の事情がない限り行くなということですね!
下記に外務省HPに記載されている「渡航危険情報」のマップを掲載しましたので、イメージはつきやすいと思います。
(参考)外務省渡航危険情報
イタリアのロンバルディア州がレベル3に引き上げ
イタリアのロンバルディア州という地域が今回、渡航危険レベル3に引き上げられました。
出典:外務省HP
イタリアでは1月末に新型コロナウィルスの感染者が2名確認されたことがきっかけで現在の感染拡大に繋がっています。 日本政府は2月中旬以降にロンバルディア州をはじめ、他の感染拡大エリアの渡航危険レベルを2まで引き上げていました。 しかし、ロンバルディア州は感染者の拡大がなかなか収まらず、アメリカなどもイタリアへの警戒レベルを引き上げていることもあり日本政府も今回レベル3まで引き上げることになりました。
韓国の多数エリアがレベル3まで引き上げ
韓国は中国に次いで感染者の数が急増していて深刻な状況になっています。(3月6日時点で6,284人) 先日、日本政府が中国と韓国からの入国者に2週間の隔離を義務付けるといったニュースもありました。
・【新型コロナウィルス】遂に中国と韓国からの入国者を2週間隔離?韓国は「非常に遺憾だ!」として安倍政権を批判。 ・【新型コロナウィルス感染者】日本より韓国の方が20倍も多いのはなぜ?
出典:外務省HP
【韓国の危険レベル3の地域】
まとめ
外務省が今回はイタリアと韓国の一部地域の渡航危険レベルそ3まで引き上げましたが、今後は他の国や地域も危険レベルが引きあがる可能性もあります。 逆に、外国が日本に対して入国制限や行動制限措置をどんどん実施してきている状況ですので、直近で海外へ旅行や仕事、留学などの予定がある方は常に最新情報をチェックするようにしましょう。