前回は「日本で地震が多い都道府県」についてご紹介しましたが、今回は震度6以上の大地震に絞ってランキングを作成しました。
ランキングを見る前にまずは日本で震度6以上が多く発生している都道府県トップ10(過去10年間)を予想してみてください!
震度6以上の地震というと阪神淡路大震災や東日本大震災、熊本地震などが頭に浮かびますが、今回は2022年8月から振り返った過去10年間のデータのため、熊本地震のみ該当します。
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※今回の統計データの概要
・過去10年間(2012年8月27日~2022年8月26日までの直近10年間)が対象
・震度1、震度2、震度3、震度4、震度5弱、震度5強、震度6弱、震度6強、震度7の震度1以上の地震が対象
日本の地震ランキング(震度6以上)トップ10
ランキング | 都道府県 | 地震回数 |
1位 | 熊本県 | 8 |
2位 | 北海道 | 3 |
3位 | 福島県 | 2 |
3位 | 宮城県 | 2 |
4位 | 茨城県 | 1 |
4位 | 新潟県 | 1 |
4位 | 長野県 | 1 |
4位 | 大分県 | 1 |
4位 | 石川県 | 1 |
4位 | 兵庫県 | 1 |
4位 | 大阪府 | 1 |
出典1:気象庁
(※2022年最新データ)
日本で地震6以上が発生している都道府県1位は熊本県です。
地震の総数でも1位の熊本ですが、震度6以上の地震になるとダントツの1位です。
震度6弱が4回、震度6強が2回、震度7が2回と大きな地震が高頻度で発生しています。
上位の都道府県は地震ランキングと比例傾向
日本で地震6以上が発生している都道府県2位~10位をみてみると、「日本で地震が多い都道府県」の上位に位置していた都道府県が多くランクインしています。
例外の県としては、長野県、大分県、石川県、兵庫県、大阪府です。
これらの県は地震の総数はそこまで多くないものの大地震が起きているという点で要注目です。
まとめ
日本で地震6以上が発生している都道府県1位は熊本県でした。
熊本に関しては震度1~震度7までの9カテゴリすべてにおいて全国一の地震発生回数となっています。
熊本は弱い地震も中程度の地震も大地震もすべてにおいて回数がダントツです。