こんにちは、ライターの加藤祐希です。
韓国留学でワンルームに住もうと考えているあなた。
次のようなことで悩んでいませんか?
「韓国のワンルームってどういう感じなんだろう」
「費用ってどれくらいかかるのかな」
「セキュリティは安全なんだろうか」
初めての韓国生活となると、いろいろ不安になるのは当然です。
そこで、この記事では韓国のワンルームをソウルの学生街・新村(シンチョン)を例にご紹介したいと思います。
メリット・デメリットについてもお伝えしますので、韓国のワンルームがどんな感じなのか具体的にわかります。
韓国のワンルームとは?
韓国のワンルームは、日本でいうワンルームのアパートと同じです。
部屋の広さもほとんど変わりません。
ただ、大きな違いとして、韓国のワンルームは家具や家電が付いています。
そして、保証金(日本でいう敷金)が高いのが一番の特徴です。
・保証金が高い
保証金の相場としては、日本円で50万円以上になります。(1000ウォン=100円で計算した場合)
保証金が高い理由は、韓国には「不動産管理会社」や「保証会社」が少ないからです。
一般的には、大家さんが自分で物件を管理しています。
保証する会社が存在しなければ、大家さん自身で保証金を高くして、家賃滞納などのリスクに備えるのは理解できますよね。
次は、ソウルの学生街・新村を例に韓国のワンルームをご紹介します。
ソウルの学生街・新村のワンルームをご紹介
ソウルの学生街・新村のワンルームの費用・契約期間・設備について、それぞれ見ていきましょう。
費用
- 保証金:50~100万円(退去時に返還されます)
- 家賃:月5万円
- 管理費:月2千円(インターネット・水道代込み)
- 光熱費:月2千円
- 掃除費:5~7千円(退去時に保証金から引かれます)
契約プランによっては、保証金を安くできますが、その分家賃が高くなります。
また、光熱費に関しては、韓国ならではの特徴があります。
韓国では冬になるとオンドル(床暖房)を使うので、ガス代が高くなります。
反対に、夏は冷房を使うので、電気代が高くなります。
・冬はガス代が高くなる
契約期間
契約期間は、1年以上が基本です。
3ヶ月などの短期契約が可能な物件もありますが、少ないです。
そして、契約期間が短い分、家賃は高くなります。
設備
- エアコン
- オンドル(床暖房)
- キッチン(コンロ付き)
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- シャワートイレ
- ベッド
- 机
- クローゼット
- 靴箱
- 電子レンジ
- インターネット回線
- オートロック
- 防犯カメラ
テレビや椅子のない物件が多いです。
炊飯器・トースター・掃除機も含めて、自分で購入する必要があります。
セキュリティに関しては、ほぼすべての物件でオートロックや防犯カメラが付いているので安心です。
アクセスについては、どの物件もソウル地下鉄2号線、新村駅から徒歩10分以内の距離にあるので便利です。
韓国のワンルームに住むメリット・デメリット
ここでは、韓国のワンルームに住むメリット・デメリットについてお伝えします。
それぞれ見ていきましょう。
メリット
セキュリティが高い
セキュリティが高く安全です。
どの物件にも、オートロックと防犯カメラが付いています。
日本のアパートのように鍵はなく、暗証番号を入力してドアを解錠します。
各フロアの廊下やエレベーターには防犯カメラが設置されています。
韓国は防犯カメラ大国なので、安心して生活できますよ。
一人で自由に生活できる
完全に一人なので、自由に生活できます。
同居人もいませんし、あなたを邪魔する人間はいません。
寄宿舎のように門限もありません。
シェアハウスのようにキッチンやシャワーなど設備を共用する必要はありませんし、友達も自由に呼べます。
誰にも遠慮せず、一人で快適に過ごせます。
韓国語のレベルアップにつながる
韓国語のレベルアップにつながります。
部屋を出れば、すべてが韓国語によるコミュニケーションです。
何かトラブルが起きれば、自分で解決しないといけません。
強制的に韓国語を話す環境に身を置くことができます。
間違いなく韓国語は上達します。
デメリット
費用がかかる
韓国のワンルームに住むには、費用がかかります。
何といっても、保証金が高いです。
私も韓国留学中、ワンルームに住みたかったのですが、保証金を払うお金がなくて諦めました。
退去時に保証金は返ってきますが、入居時にまとまったお金が必要になります。
やるべきことが多い
やるべきことが多くなります。
自分一人で住んでいる部屋なので、自分のことは自分でやらないといけません。
指定のゴミ袋を購入して、自分でゴミ出しをする。
インターネットがつながらない、水が出ないとなれば、自分で業者に連絡するしかありません。
親切な大家さんなら助けてくれるかもしれませんが、基本的には自分で解決することを覚悟しましょう。
引っ越しができない
引っ越しをしたくてもできないです。
契約期間内で退去する場合、残りの契約期間の家賃を払わないといけなくなります。
1年契約をして、半年で退去するとなった場合、残り6ヶ月の家賃を払わないといけません。
友達など代わりに住んでくれる人間が見つかれば問題ないですが、自由に引っ越しができなくなることは覚えておきましょう。
まとめ
以上、韓国のワンルームについてご紹介させていただきました。
メリット・デメリットも知ることで、韓国のワンルームがどんな感じなのか具体的にわかったと思います。
問題が起これば自分で解決しないといけなので、ワンルームに住むと苦労は多いでしょう。
でも、大変な思いをすることで人間として成長できますし、何より韓国語のレベルアップにつながります。
将来、韓国での留学生活を振り返ったときに、「貴重な経験をしたなあ」と思えるはずです。
韓国語を早くマスターしたい人やお金に余裕のある人は、ワンルームに住んでみましょう!