【韓国留学】女子大生に人気のエリアを例にハスク(下宿)をご紹介。

こんにちは、ライターの加藤祐希です。

これから韓国留学をする場合、住居選びに悩みますよね。

留学生活に慣れるまでは、寄宿舎(学生寮)に住むのがベストだと思いますが、先着順の場合が多く、利用できないケースもあるでしょう。

そんなとき、おすすめなのがハスク(下宿)という住居です。

ハスクには、学生のお世話をしてくれるアジュンマ(おばさん)がいるので、安心して留学生活を送れます。

そこでこの記事では、女子大生に人気のエリア・梨大(イデ)を例にハスクをご紹介します。

メリットとデメリットについてもお伝えしますので、ハスクがどんな住まいなのかがわかりますよ。

ハスク(下宿)とは?

ハスクとは、他の学生と共同生活をする住居で、日本の寮生活に近いです。

夫婦で経営をしていたり、学生の世話人としてアジュンマ(おばさん)がいるのが特徴です。

ハスクを利用するのは、韓国の地方から上京してきた学生や留学生が中心。

そんな学生たちを優しく迎え入れてくれるのがハスクで、アットホームな環境で安心して暮らせるので人気があります。

朝と夜の食事付きで、韓国の家庭料理を味わえますし、韓国人と一緒に生活することで、韓国文化を体験し、韓国語のレベルアップにもつながります。

女子大生に人気のエリア・梨大(イデ)を例にハスクをご紹介

ここでは、ソウルのファッション街で、女子大生に人気のエリア・梨大を例にハスクをご紹介します。

梨大は、新村(シンチョン)や弘大(ホンデ)と並ぶ学生街で、韓国の名門女子大である、梨花女子大学があることで有名です。

梨大ファッション文化通りでは、かわいくてプチプラな洋服を手に入れることができ、女子大生に人気のファッション街となっています。

それでは、費用・契約期間・設備について、それぞれ見ていきましょう。

費用

  • 保証金:なし
  • 家賃:月35,000~55,000円(1,000ウォン=100円で計算した場合)

ワンルームのように保証金は必要ありません。

また、家賃には朝と夜の食事代と水道光熱費が含まれているので、コスパが良いです。

ただし、夏のエアコン使用に関しては、料金を別に支払う必要があります。

家賃は、現金や韓国の口座に送金して納めます。

契約期間

契約期間は、3ヶ月以上が基本です。
時期によっては、1ヶ月からの短期契約も可能です。

7~8月・2~3月は、ピークシーズンなので、早期満室になりやすいです。

ハスクに住む場合は、早めに動いて手続きをしましょう。

設備

部屋の設備

  • エアコン(夏はエアコン代を別に支払う)
  • オンドル(床暖房)
  • ベッド
  • 椅子
  • 収納棚
  • Wi-Fi

テレビは設置されていないところが多いです。

布団に関しては、在庫がある場合、クリーニング代を払ってレンタルできます。

トイレットペーパーや洗濯用洗剤、シャンプー、リンス、ドライヤーなどは自分で用意します。

部屋の広さは6畳ほどあり、コシウォンよりも広いです。

部屋が3畳ほどしかないコシウォンが嫌な方は、ハスクをおすすめします。

家賃はほとんど変わりませんが、朝と夜に食事を作ってもらえるハスクのほうが、健康にも経済的にも良いでしょう。

共用の設備

  • 食堂
  • 冷蔵庫
  • 洗濯機
  • シャワートイレ
  • リビング

食事は朝と夜にアジュンマが用意してくれます。

韓国の家にホームステイしているかのように、韓国の家庭料理を味わえます。

自炊は基本的にNGですが、ラーメンを作るのはOK。

梨大という女子大学のあるエリアなので、女性専用のハスクも多いです。

友人の宿泊や訪問は禁止されていますが、玄関は暗証番号を入力しないとは入れませんし、部屋には鍵も付いているので、セキュリティは安心です。

門限もないので、寄宿舎よりも自由に過ごせるでしょう。

また、宅配便も自分が不在のときに代わりに受け取ってもらえます。

アクセスも、ソウル地下鉄2号線、新村駅から徒歩10分以内と便利な位置にあります。

ハスクに住むメリット・デメリット

ここでは、ハスクに住むメリット・デメリットについてお伝えします。
それぞれ見ていきましょう。

メリット

家賃が安い

韓国留学において、経済的に一番負担の少ない住居です。

月に50,000円出せば、ハスクに住むことができます。

しかも、家賃がほぼ同じのコシウォンに比べて、部屋は広いですし、アジュンマが朝と夜にご飯を作ってくれます。

食事代や水道光熱費込みの家賃なので、本当におトクだといえるでしょう。

アジュンマ(おばさん)がいるので安心

ハスクには、学生のお世話をしてくれるアジュンマがいるので安心です。

アジュンマは、寮母のような存在で、住んでいる学生の相談に乗ってくれることも多いです。

韓国語が全くわからなくても、辞書を片手にコミュニケーションを取ることで、韓国語も上達します。

アジュンマは優しいという評判ですし、リラックスして留学生活を送れるでしょう。

韓国文化を体験できる

ハスクに住むと、韓国文化を体験できます。

韓国の学生も住んでいますし、食事も韓国の家庭料理なので、韓国の家にホームステイしている雰囲気です。

また、イベントを行うハスクもあるようですし、キムチ作りなどの貴重な経験ができるかもしれません。

同じハスクに住む韓国人と仲良くなれば、韓国の生活スタイルについても知ることができます。

デメリット

プライバシーがない

デメリットとしては、プライバシーがないことです。

ハスクに門限はありませんが、友人の訪問や宿泊は禁止されています。

アジュンマの存在も、親しくなるが故に、外出時にいちいち行き先を聞かれるかもしれません。

共同生活なので仕方のない部分ではありますが、ワンルームの一人暮らしよりも自由ではないことは覚えておきましょう。

外食できない

朝と夜の食事付きなので、外食に行きにくいです。

いつも食事を用意してくれるアジュンマに感謝していればなおさら、申し訳ない気持ちになります。

食事代も含めて、家賃を払っているので、ハスクで食事を取らないともったいないとも思います。

でも、お昼は外食できますし、クラスの食事会などは遠慮せずに参加できるでしょうし、ほとほどに外食ができてストレスはそれほど感じないでしょう。

逆にインドア派の方にとっては、朝と夜にハスクでご飯が食べられるので最高です。

エアコンは別料金

食事代や水道光熱費が家賃に含まれていますが、夏のエアコン代は別です。

さすがに、韓国でも夏は暑いので、エアコン代がかかります。

ハスクによって請求方法は異なり、使用した分を後払いしたり、6~8月に月5,000円を支払ったりと、さまざまです。

ハスクに住む場合は、夏のエアコン代は別料金だと覚えておきましょう。

ハスクの探し方

ハスクの探し方ですが、これから韓国留学する場合は、インターネットで探すのが一番です。

おすすめの不動産サイトとしては、

の2つです。

どちらのサイトも、公式LINE・メールでのお問い合わせが可能です。

日本語で対応してくれるので、韓国に行く前でも安心してハスクを探せます。

7~8月と2~3月は、ピークシーズンで早期満室になりやすいので、早めの行動を心がけましょう。

ハスクは大学周辺にあり、繁華街にあることもよくあるので、内見の際は、周辺環境も含めてきちんとチェックしましょう。

まとめ

以上、韓国のハスクについてご紹介させていただきました。

メリット・デメリットを知ることで、ハスクでの生活をより具体的にイメージできたと思います。

韓国人の学生や、お世話をしてくれるアジュンマと触れ合うことで、毎日韓国の生活を満喫できるのが、ハスクの魅力です。

そんな環境で生活すれば、韓国語がレベルアップするのは間違いありません。

韓国文化を積極的に体験したい、韓国の人といっぱいコミュニケーションを取りたい方にはおすすめの住居です。

最新情報をチェックしよう!
>「世界地図の99%を私たち家族はまだ知らない」

「世界地図の99%を私たち家族はまだ知らない」

日本人の私たちは世界の99%以上を知らないはずです。国名や地域名は知っていても現地の経済や文化、生活スタイルなどほとんど理解できていないのが普通です。 一生をかけても回り切れない広いこの世界を少しでも多く知るために日々世界に関するネタを更新中です。将来は世界中に友達ができるように世界一周旅行をするのが夢です!

CTR IMG