新型コロナウィルスの感染者の拡大が世界で進行しています。
現時点で100ヶ国以上の国や地域に感染者が確認され、死者数も4,000人を超えています。
こうした状況の中、日本でも2月末から小中高の学校が臨時休校になる措置が取られていますが、実は海外でも同じような状況になっています。
海外で全国規模で臨時休校になっている国は18ヶ国(地域含む)
海外の学校の様子はあまりニュースなどでも報道されませんが、実は海外では18の国と地域で臨時休校が実施されています。
学校に通えない子供の人数を18ヶ国で合計すると約3億6,000万人にもなるそうです!
【18の国と地域一覧】
・日本
・中国
・香港
・マカオ
・韓国
・北朝鮮
・モンゴル
・アゼルバイジャン
・ジョージア
・イラン
・イラク
・レバノン
・クウェート
・バーレーン
・カタール
・サウジアラビア
・アラブ首長国連邦
・イタリア
この中で新型コロナウィルスの感染者数が多いのは中国、イタリア、韓国、イランです。
日本は人口が多い割に感染者数は他国と比べるとかなり少ない方です。
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ユネスコ(国連教育科学文化機関)による会合
世界中の子供たちが学ぶ機会を失っていることを受け、ユネスコは緊急会合を開き、今後子供たちが学べる機会を確保できるように各国と連携を取っていくと表明しました。
緊急会合は3月10日に開催されましたが約70ヶ国の代表がテレビ会議に参加して意見を交わしたようです。
ユネスコはIT会社と連携し、インターネットを利用した学ぶ場の提供も検討しているようですが、ネットが使えない国や地域の子供たちや言葉の障壁がある子供たちの支援をどうするかも課題になりそうです。
まとめ
日本でも2月末から春休みまでの間の臨時休校が決まりましたが、実質、2月末から4月の始業式までの長期間休みになるため、保護者も子供も室内にこもりっぱなしでストレスがたまったりして良くないという声もあがっています。
特に保護者は仕事を休む必要性も出てきているため、政府が支援するとはいっても仕事と育児の両立が難しい家庭も多いでしょう。
子供が学校に行かずともしっかり学べる体制を構築して、早いところ保護者にとっても子供にとってもより良い環境に進展していってもらいたいです。