【2022年11月最新】ドイツのコロナに対する意識や現状。

はじめまして、ライターのSeiyaです。

留学、ワーホリを経て約11年ドイツで生活しています。

日本ではいまだコロナが猛威を振るっていますが、その波をドイツで受けた私の実体験でも語っていこうと思います。

コロナ前はマスク=重大な感染症だった!?

日本では冬や受験シーズン等、風邪を引いたときだけでなく、予防という意味でもつけられているマスクですが、こちらではコロナ以前はマスクをしている人はほぼ見かけたことがありませんでした。

ドイツだけでなく、欧米では、という意味ですが、マスクをする=重大な感染症にかかっている、とみなされてしまうからです!(大げさ??) では風邪を引いたときはどうするのか??はい、休みます。すぐ休みます。日本みたく栄養ドリンク飲んで風邪薬飲んで頑張って通勤通学ではなく、自分の体は自分で守ります。

ですので、マスクをしている人は街中で見かけたことはありませんでした。

コロナで買い物ハムスター急増!

コロナが流行り始めると、ドイツでもマスクを着用するのが義務になったり、レストランが閉まったり、友人と会うのですら規制がかかりました。

また、日本でも起こったように、日用品の買い占めが始まったのです!ドイツではそういう買い物をHamsterkauf (ハムスター買い)といいます。

ハムスターの口の中いっぱいに食べ物を詰める様子にみたてています。名前だけ見るとかわいいですが、とっても迷惑。国内でもしないよう呼び掛けているにも関わらず、生鮮食品からトイレットペーパーなどの日用品まで、どんどん無くなっていきます。

幸い、私はそうなる前に一応の蓄えはあったので問題ありませんでしたが、大家族だと大変そうだな~と思って見てました。

1年経ってもう普通??

さて、コロナ禍も始まって1年ほどたった2021年から、ようやくいろいろな物事が再開し始めました。

3回ワクチン接種を受けた証明を提示すれば、ほぼ無制限に、コロナ前のような生活ができるようになりました。

テレビであれだけ毎日のようにやっていたコロナの患者指数も放送しなくなり、マスクも一部人混み以外では(交通公共機関等)では着用義務もなくなり、旅行もだいぶしやすくなりました。それでもまだ影響は色濃く残っており、つぶれてしまったレストランや、迅速テストセンターが町のいたるところに存在しています。

コロナ前の日常を取り戻したというより、コロナと共に生きている感じがしました。

 現状はいかに?

現在2022年に入り、上記で書いたような接種証明の提示義務もなくなり、人込みでのマスクの着用義務だけが残っています。

ただし、コロナで止まってしまった物流の影響はやはり残っており、(戦争も相まって)物価高はいまだ天井知らず。。。

気軽に外へマスクなしで出れるようにはなりましたが、いろんなものが高い。。。それでも日本と比べると、皆コロナに関しては楽観的です。夏は超満員の飛行機で海へバカンスへ行き、人でごった返す観光地も。

やはりこちらの国民にマスクはかなり窮屈だったのかと思います。唯一悪くなったな、と思うのは、、、空港。やはりドイツは休暇にかける金額が世界一!ということもあって、コロナ渦中で全く稼働のなかった空港が急に人であふれるようになったので、カウンターやセキュリティーが長蛇の列!4時間前に行って乗れなかったなんて話も聞きます!

早く本当の意味で日常が戻ってきてほしいものです。

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「世界地図の99%を私たち家族はまだ知らない」

日本人の私たちは世界の99%以上を知らないはずです。国名や地域名は知っていても現地の経済や文化、生活スタイルなどほとんど理解できていないのが普通です。 一生をかけても回り切れない広いこの世界を少しでも多く知るために日々世界に関するネタを更新中です。将来は世界中に友達ができるように世界一周旅行をするのが夢です!

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