【Co-op(コープ)留学】学べて働けるカナダの人気留学制度!

こんにちは、ライターのSuguruです。

学生の皆さんや社会人の方でもコロナが終わったら留学に行きたいと考えている方は多いと思います。

どこの国が留学しやすいかや、金額を安く抑えられる留学はあるのか、など気になる所だと思います。特にこのコロナ禍において、海外での実際の授業はどんな感じなのか、オンライン授業なのか、対面で授業は行われていないのかや、マスクをして生活しているか等現地の様子も知りたいことと思います。

様々な国で留学制度がありますが、今回はカナダの留学制度Co-op留学について紹介させていただきます。留学を検討している方は一度は聞いたことがあるかもしれないこのCo-op留学について、どのような特徴を持っているかや、実際に体験して気付いたこと、現地の様子なども紹介していきます。

Co-op留学とは?

Co-op(コーププログラムとはカナダ独自の留学制度のことで、留学の前半をカレッジで専門分野について学び、後半部分で実際に学んだ専門分野に関係するインターンシップを行います。このプログラムはなんとワーホリビザと違って年齢、定員、取得回数の制限がないんです!

つまり、何歳でも、学んで働く意欲がある限り何度でも取得可能なプログラムとなります。

何か新しいことを学びたいという方、年齢でワーホリビザが取れない方、帰国後にキャリアチェンジしたい方等におすすめのプログラムとなっています。

Co-op留学の特徴

Co-opプログラムでは座学と就労期間がセットになっており、自分の興味がある分野について前半部分で学び、後半部分はその分野に関連したインターンシップ(有給)をします。

座学と就労期間については学校や専攻によって異なり、短いと座学期間3ヶ月+就労期間3ヶ月の合計6ヶ月、長期ですと座学期間1年+就労期間1年の合計2年間のプログラムがあります。

学べる科目は、ホスピタリティ、カスタマーサービス、ビジネス、デジタルマーケティングやWeb開発など多岐に渡っており、自分の興味がある分野を選ぶことができます。日本でキャリアチェンジを考えている方は、英語力プラスアルファで別の分野の知識が手に入るので特にオススメです。

co-op留学のメリット

メリット1:英語力の大幅な向上が期待できる。

カレッジでの授業は様々な国籍を持った生徒と常に英語で行われます。グループディスカッションやプレゼンテーションの発表、グループワークで一つの目標に向かって作業を進めたりと日本では中々味わえない経験をすることができます。

またインターンシップでは、カレッジで学んだ知識を使って仕事を行うことで、専門分野の語彙力が増えたり、リスニングやスピーキング能力の大幅な向上が期待できます。机の上での勉強も大事ですが、実際にネイティブスピーカーとの対話や実務からでしか得られないことも多く、また海外で英語を使って実際に働くことができたということは自信にも繋がることでしょう。

メリット2:有休インターンシップでお金を稼ぐことができる為、留学費用を抑えることができる。

留学で気になるのが金銭面だと思いますが、Co-opプログラムの後半は有休インターンシップになるので、現地でお金を稼ぎながら英語力を上げることができます。特に2022年11月からは前半の座学期間中も40時間まで働くことができるようになったので、留学費用でお困りの方は働きながら勉強すればかなり安く留学費用を抑えることができます。

バンクーバーでの最低賃金は15.65CAD(2022年11月現在)なのと、円安もあいまって、日本でアルバイトをするよりも多くの金額を稼いでいる人が多いです。探せば色々な仕事がありますし、現に私のクラスメイトもほとんどがバイトをしながら学校に通っていました。

メリット3:帰国後の転職や就職活動が有利になりやすい

座学期間と就労期間を終えるとディプロマ(修了証)がもらえます。これはカナダのカレッジを卒業したという証明書です。

また、現地の企業で働いた経験は、今後の就職や転職活動に役立つ材料になると思われます。現地企業で働ける英語力も面接などで非常に説得力のある証明になります。外資系企業を目指して英語の勉強をされている方などは、実務も身に付くこのCo-op留学は非常に魅力的ではないでしょうか。

Co-op留学のデメリット

デメリット1:一定以上の英語力が必要とされる

授業が全て英語で行われるので、当然のことながら理解できる、ディスカッションに参加できる程度の英語力が必要となります。また、カレッジへの入学条件でToeicやieltsのスコアが必要であったり、学校独自のテストを合格する必要があったりと、高い英語力が必須です。スコアをクリアできなかった方も、語学学校に通う条件付きで入学可能になったりと必ずしも入れない訳ではないですが、クラスが始まると中々授業に付いて行けずに辞めていく方も中にはいますので初めての留学の方は語学学校に何ヶ月間か通って現地の環境に慣らしてからカレッジに参加することをオススメします。

デメリット2:理想の仕事への就職は難しい

一定期間専門分野について学んだ後に待ち受けているのは就職活動です。理想の職種、企業へ就職できる方は高い英語力を持ち、尚且つ座学期間からもその分野のボランディアやバイトを行ってコネクションを持った方が多いです。専攻の分野にもよりますが、入学前に抱いていた理想の仕事に就けずにインターンシップ期間を終えてしまう方も大勢います。理想と現実のギャップを埋めるためにも、留学前から英語力を高めたり、専門分野の勉強をしたりとしっかりと準備をすることがCo-op留学では必要とされます。

Co-op留学の感想

筆者自身もCo-op留学を2022年の4月頃からスタートさせました。

日本ではコロナ禍でしたが、カナダに来て思ったことはコロナの話題を出す人が全然いないということです。

マスクをしている人もほとんどおらずコロナ前の日常をカナダで過ごすことができました。授業も全て対面で行われたため、様々な国籍を持つクラスメイトと仲良くなりやすかったです。英語のレベルに関して、Toeic800後半程の英語力でカナダに渡りましたが、最初の1ヶ月はカレッジの授業について行くのが精一杯でバイト等する余裕はありませんでした。

最初は環境に慣れなかったり、ホームシックにかかったりすることもあるので、過去に留学経験のない方は語学学校に通うことを強くお勧めします。3ヶ月目くらいから授業にも慣れて、バイトもする余裕が生まれました。

授業は先生にもよりますが、広く浅くその分野について学ぶといった感じで、英語で初めて学ぶよりも、日本語で一度学んでおくとより理解力が得られると思います。卒業時にはクラスメイトと離れることが寂しく感じるくらい仲良くなっていました。

まとめ

カナダで人気のCo-op留学について紹介させていただきましたが、留学を検討している皆さんいかがだったでしょうか?自分の目標に向かって一歩踏み出す後押しができれば幸いです。

ぜひご自身の目標やスタイルに合った留学先を見つけてくださいね!

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