2022年2月25日現在、ロシアがウクライナに全面的に侵攻してしまい、第三次世界大戦やオイルショックのきっかけになるのでは?というような憶測も出回っています。
ロシアは天然ガスや石油の輸出国としてトップの一つですので、元々コロナ禍で経済が停滞&物価が上昇していた日本にとってはさらなる打撃になる可能性もあります。
ロシア情勢に関係なく2022年3月から電気料金の値上げが決まっていましたが、このタイミングで我が家は電気代とガス代の見直しをした結果、かなり節約することができそうです。
今回は、我が家がどうやって電気代とガス代の見直しをしたのか便利な方法をシェアしたいと思います。
エネチェンジ(ENECHANCE)を使えば電気代とガス代の比較が一瞬でわかる!
エネチェンジ(ENECHANCE)という言葉・会社名を最近よく耳にする方も多いのではないでしょうか?
エネチェンジは電気やガスの切り替えを簡単にできるプラットフォームです。
運営している会社が実は上場会社のENECHANCE株式会社という名称です。
エネチェンジのサイトでは自宅の住所や契約している電力会社やガス会社の情報を入力すると、他社の乗り換えた場合にどれくらい安くなるのかを一発で教えてくれます。
電力の自由化によってネットで情報さえ入力すれば契約と以前の電力会社の解約が数分で完結しますし、コロナや物価上昇などで家計の見直しの一環としてエネチェンジを利用する人が急増しているようです!
一方で、「エネチェンジって怪しいのでは?」、「一括比較や一括査定って営業電話がたくさんかかってきそう」、「逆に料金が高くなった」・・・等々、批判的な意見も一部あるようですので、実際に我が家でも申し込んでみて使い方や感想を皆さまにお伝えしたいと思います。
エネチェンジの利用方法・使い方
エネチェンジでは電気代とガス代の切り替えの比較ができるようになっていますが、まずは電気代の比較から見ていきましょう!
サイトの使い方は簡単ですが、念の為に実際に我が家が申請したときのスクショを使って入力の流れなども併せて説明していきます。
①トップページで「個人」・「法人」の対象を選択し、「電気」を選択します。
②「今のお住まいでの切り替え」を選択します。
③「郵便番号」と「世帯人数」を入力します。
そうすると下記の画像のように、従来までの電気代と比較してどれくらい節約できるかというプランがずらりと紹介されます。
細かく条件を指定して電気代を比較したい場合は、「条件を変更する」という部分をクリックすれば、下記のように様々な条件を設定できます。
エネチェンジで我が家が実際に選んだ電力会社
我が家の場合、節約額の多い順から3つのみを比較して最終的に②を選択しました↓
電力会社を選ぶ基準
電力会社を選ぶ基準は家庭によって様々ですが、参考までに我が家が3つの中から②を選んだ理由・基準を4つほどご紹介します。
新電力会社が倒産したら電気は止まる?電気代は高くなる?
倒産の話をしたので、ついでに実際に新電力会社が倒産したらどうなるのか?を簡単にご紹介します。
結論から言うと、仮に、突然周知もなく電力会社が倒産した場合でも電力の供給が急にストップするわけではありません。
新しい電力会社と契約するまでの間は各地域の電力会社から電気が供給される決まりになっています。
そういう意味では知名度があまりない新電力会社と契約していてもそこまで心配する必要はないですが、倒産した際は新たに契約が必要になって手続きが増えますし、また新電力会社の場合は「市場連動型料金プラン」といって市場価格が上昇した場合に消費者の電気料金に直接影響を与えることがあります。
市場価格の影響を受ける可能性が高い電力会社やプランとは?
以前、「電気料金が8万円に急激に高騰した」とネットを騒がした事件がありましたが、この件では実際に電気の使用量が各段に増えたわけではないにもかかわらず、通常の5倍程度の料金が請求されてしまったそうです。
このようなことが起こる背景として、先ほど申し上げた「市場連動型料金プラン」が密接に関わっています。
新電力会社は電気を自社で発電しているわけではなく、日本卸電力取引所(JEPX)というところから仕入れていることが多いですが、天然ガスの高騰などによりその卸価格が上昇するとそのまま消費者の電気代に反映されてしまうというわけです。
では、そのような事態を避けるためにはどうすればよいでしょうか?
そのためには、予め電気代が市場価格と連動しづらい電力会社やプランを選ぶのが賢明です。
エルピオ(市場連動プランのみ)、ダイレクトパワー、テラエナジー、ハチドリ電力など
ハルエネでんき、エフエネ、ジニーエナジー、みんな電力、めぐるでんき、おトクでんき、アスエネなど
上記は一例です。
今回の我が家の場合、①の「ONEでんき」は連動するタイプなのかそうでないのかはっきりわからなかったため、②「ソフトバンクでんき」を選択しました。
ソフトバンクでんきは市場連動型料金プランではないそうです。
その他にも市場連動型料金プランに当てはまらないものがたくさんあります。(東京ガスや楽天でんきなど)
エネチェンジを利用する上での注意事項
エネチェンジを利用して実際に電力会社の切り替えをネットから申し込むと数分で契約が完了します。
下記が実際に我が家が「ソフトバンクでんき」を申し込んだときの画像です
エネチェンジの特典はすぐは獲得できない?
エネチェンジを利用するメリットは、複数の電力会社と比較して安い料金の会社を瞬時に選べることと、もう一つはエネチェンジ独自のキャッシュバックで現金180000円などの限定特典を貰うことができることです。
しかし、そのキャッシュバックは契約後12ヶ月後の月末までに進呈される設定になっているため注意しましょう。
※条件を満たしていることは当然ですが、一番の注意事項はエネチェンジから特典受取の案内が来た90日以内に受取手続きをしなければ無効となってしまう点です!
このようなキャッシュバックはインターネットの回線の切り替えキャンペーンなどでも似たような手法が使われています。
会社側からすれば、受取手続きを何%くらいの人が忘れるかすでに統計データを持っていてそれを計算してキャッシュバック金額などを設定しているはずです。
エネチェンジでガス代の切り替えもできる?
ガス代も同じようにサイトから料金を比較することが可能です。
入力方法なども電気代とほぼ同様ですので迷うことはないと思います。
ガス代に関しては、電気代と比べるとエネチェンジ独自のキャッシュバックキャンペーンなどは少ないように見受けられますが、キャッシュバックがなくともスタートアップキャンペーンなどがあるため切り替えした方が安くなる方は多いのではないでしょうか?
引越しで電力会社やガス会社を切り替える場合は、自分で解約手続きや変更手続きが必要ですが、同じ住居で切り替える場合は、従来利用していた会社の解約手続きも勝手にやってくれるため非常に便利です。