みなさん、こんにちは。ライターのYuiです。みなさんはオーストラリアへの移住に興味がありますか?
オーストラリアは各州で祝日も気候も異なりますし、コロナ中の政策も異なりました。
今回はオーストラリアで住むこと夢見るあなたに、オーストラリアの各州(6つの州と2つの領土)の特徴についてご紹介します。
ニューサウスウェールズ州
ニューサウスウェールズ州はオーストラリア東部にあり、州都はシドニーです。オーストラリア全体の人口の3分の1がこの州に住んでいると言われています。
オーストラリア経済・産業の中心地で、シドニーにはハーバーブリッジやオペラハウスといったオーストラリアのアイコン的存在の観光名所が数多く存在します。
気候は温帯地域に属しているため、日本と同様に四季があり、年間の平均気温は13〜21度です。
ビクトリア州
ビクトリア州は面積は2番目に小さいですが、オーストラリアの総人口の4分の1が住んでいる州です。州都はメルボルンです。
全豪オープンやF1グランプリといった国際的なイベントが多く開催されているという特徴があります。
気候はニューサウスウェールズ州と同様で温帯地域に属しているため、四季があります。しかし、「メルボルンは1日で4つの季節を体験できる」と言われているほど天気が変わりやすく、天気予報があてになりません。夏場でも長袖の服が必要になることもあります。
クイーンズランド州
クイーンズランド州はオーストラリアの北東部にあり、州都はブリスベンです。オーストラリアで2番目に面積の大きい州で、近年人口がどんどん増加しています。
気候は熱帯・亜熱帯気候に属しているため、年間を通して温暖で、日本では沖縄に近い気候だと考えて良いでしょう。そのため、グレートバリアリーフやグリーン島といったビーチやマリンアクティビティが楽しめる場所が観光スポットとして人気です。
西オーストラリア州
西オーストラリア州は面積が最大の州で、国土の3分の1を占めています。近年、外国からの移民や留学生を増やすことに力を入れているので、移住しやすい州かもしれません。また州都のパースは「世界で最も住みやすい街」ランキングの上位の常連でもあるため、治安も安心です。
オーストラリアの人口や大都市はほとんどが東海岸に集中している中で、西オーストラリア州の州都のパースは唯一西側に位置しており、シドニーとは時差が3時間あります。
気候は温帯気候に属するので四季があります。
南オーストラリア州
南オーストラリア州は中央南部にあり、州都はアデレードです。非常にこじんまりとした州ですが、シドニーやメルボルンと比べて、土地や物価が安く、暮らしやすいがために、若いカップルや夫婦に人気がある州です。
アデレードも「世界で最も暮らしやすい街」ランキングで上位に常にランクインしているので治安については問題ないでしょう。
気候は地中海性気候に近く、年間平均気温は11〜21度です。
オーストラリア首都特別地域
オーストラリア首都特別地域はオーストラリア東部にある地域です。オーストラリアの首都は「シドニー」であると考えていらっしゃる方が多いですが、実際は、このオーストラリア首都特別地域にある「キャンベラ」がオーストラリアの首都です。
キャンベラは、オーストラリアの行政の中心地です。国会議事堂、国立美術館や国立図書館といった施設が数多くあるのが特徴です。
私は訪れたことがないのですが、オーストラリア人の友人曰く「キャンベラはつまらない」「人が住むところではない」といったネガティブな意見が多いです。そのため移住するのは不向きかもしれません。
タスマニア州
オーストラリアで最も小さな州で、州都はホバートです。タスマニアは他の州都は異なり、「島」であるため、ユニークな自然環境や生態系を持っているという特徴もあります。
タスマニアは島で、周囲を海に囲まれているため、牡蠣やサーモンといった海産物が非常に有名です。
気候は海洋性気候に属しており、夏場でも木陰は涼しく、冬には雪が降ることもあります。他のオーストラリアの地域と比べると寒く、年間平均気温が8〜17度です。
ノーザンテリトリー
ノーザンテリトリーはオーストラリア北部に位置する州で、州都はダーウィンです。オーストラリアの先住民族であるアボリジニの人口が国内で最も多いという特徴があります。
美しい大自然が有名で、オーストラリアのシンボルであるエアーズロックもこのノーザンテリトリーにある観光地です。
非常に広大な州であるため、熱帯雨林のような気候の地域と砂漠性気候の地域があります。州都であるダーウィンの年間平均気温は24〜33度と非常に高いです。
まとめ
いかがでしたか?各州で気候も特徴も大きく異なるということが分かっていただけましたか?皆さんはどこの州に住みたいですか?
オーストラリア移住でどこに住みたいか考える際にこの記事を参考にしていただければ幸いです。