タイに住むなら知っておきたい!伝統行事「ローイクラトン」とは?

こんにちは!ライターのurahodakaです。

世界的に盛り上がる秋の行事といえば、やはりハロウィンでしょうか。

タイにもハロウィン文化はありますが、秋にタイで盛り上がる祭りといえば「ローイクラトン」です!

今回は、ローイクラトンの歴史や特徴、祭りを楽しめるおすすめスポットについてお伝えします。

ローイクラトンとは?

ローイクラトンでは何をする?

ローイクラトンはタイを代表する祭りで、旧暦12月の満月の夜に行われます

ちなみに、ローイクラトンを日本語に直訳すると「灯籠流し」。

「ローイクラトン」というタイ語を2つに分けると以下のようになります。

ローイ・・・流す

クラトン・・・灯籠

名前の通り、ローイクラトンでは人々が川や運河などに、クラトンとよばれる灯籠を流します

流すクラトンは、祭りの会場で売られていたり、自分たちで作ったりします。

クラトンの材料は花々や紙など様々ですが、最も一般的に使われるのがバナナ。

とはいっても、私たちが普段食べている部分を使うわけではありません。

クラトンの材料になるのは、なんとバナナの茎や葉です。

日本人にはあまり馴染みがないかもしれませんね。

バナナの茎はクラトンの土台として使われ、葉は飾りつけに使われます。

 

最近では、パンや氷で作られたクラトンもあるそうです。

パンは魚のエサとなり、氷は水に流すと溶けるので、環境に配慮されているといえますね!

 

こうして作られたクラトンの中心にロウソクと線香を添え、夜の川や運河に流します。

ローイクラトンの歴史と目的

一説によると、ローイクラトンはタイ中部のスコータイで、約700年前から行われるようになったそうです。

当時の王妃が満月の日に、バナナの葉で作ったクラトンを川に流したのが始まりとされています。

元々はタイ中部で行われていましたが、現在ではタイ全土に広まり、国民行事となっています。

 

ローイクラトンでは、

  • 川の女神「プラ・メー・コンカー」に感謝して自らの幸福を祈る
  • 罪や汚れを水に流したことを謝り、自らを清める

といった意味を込めてクラトンを流します。

今話題のコムローイとは違うの?

ここまでお読みくださった方の中には、「あれ、これってコムローイの一種では?」と思った方もいるのではないでしょうか?

タイではローイクラトンと同じ時期に、「コムローイ」という行事もあります。

コムローイは、ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」でランタンを上げるシーンのモデルになったといわれています。

 

どちらも旧暦12月の満月の夜に開催されるので、同じものと思われがちなローイクラトンとコムローイ。

しかし2つの行事の意味や、行うことは異なります。

以下では、ローイクラトンとコムローイの特徴を簡単にまとめています。

ローイクラトン

  • タイ全土で行われている
  • 川の恵みに感謝する
  • 川などにクラトンを流す

コムローイ

  • チェンマイなどタイ北部の祭り
  • 農作物の収穫を祝い、天上の仏様に感謝する
  • ランタンを夜空に放つ

このように、コムローイとローイクラトンは細かく見ると異なる行事です。

どちらも幻想的で美しいので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

バンコクでローイクラトンを楽しめるスポット

バンコクでも祭りを見たり、クラトンを流したりできるスポットがいくつかあります。

ここでは、バンコクでローイクラトンを楽しめる有名なスポットを3カ所ご紹介します。

チャオプラヤー川

タイの中心部を流れる大きな河川です。

ここ数年はローイクラトンに合わせて、数日にわたり川沿いで大規模なフェスティバルが行われています。

クラトンを流すのはもちろん、夜の寺院を訪れたり、ショーを見たりと楽しみ方はさまざま。

綺麗な花火も上がります。

私は行ったことがないのですが、当日はかなり混むそうです。

 

また、川沿いにはおしゃれなホテルが建ち並んでいます。

ホテルによっては、ローイクラトンに合わせてイベントが行われることもあるので、チェックしてみてください!

ルンピニ公園

ローイクラトンは元々川にクラトンを流す風習ですが、現代では各地の公園でローイクラトンを楽しむ文化も根付いています。

中でもルンピニ公園は緑が多く、タイで最も有名な公園のひとつです。

オオトカゲが出ることでも知られています。

公園内には池があるので、そこで多くのクラトンが流れます。

ベンジャシリ公園

高架鉄道BTSのプロンポン駅から歩いてすぐの場所にある公園です。

公園の中心部にある大きな池では、多くの人がクラトンを流します。

プロンポン駅周辺は日本人も多く住んでいるので、バンコクに住む日本人にとってはおなじみのスポットです。

日にちをチェックしてローイクラトンに行こう!

ローイクラトンを楽しむ前に、注意しておきたいことがあります。

それは、年によって開催日が異なること。

ローイクラトンの日にちは旧暦に基づいて決まっているので、開催時期は10月下旬から11月下旬まで、年によってまちまちです。

ちなみに2022年は11月8日です。

ぜひ家族や恋人、友人と一緒に行ってみてください!

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