海外旅行や海外移住(永住)を考える際には、その国の生活費は大きな検討ポイントとなります。今回は、世界で生活費が比較的安い国々をランキング形式で紹介します。各国の食費、水道光熱費、交通費などについても触れ、生活費の安さの実態を具体的に比較します。
※日本人にとって比較的安全だと思える国を対象としています!
1. インド
世界でもっとも生活費が低いとされる国の一つがインドです。インドの物価は他の国に比べて格段に安く、特に食費が低いことが特徴です。ストリートフードなどは1ドル以下で購入可能で、レストランでも平均5ドル程度で食事ができます。また、月間の水道光熱費は平均して約30ドル程度で、大都市でもこの金額が大幅に上がることはありません。交通費についても、バスや電車は1ドル以下、タクシーでも平均2ドル程度と非常に安価です。
2. ネパール
ネパールは、アジアの中でも特に生活費が低い国です。食事は通常1ドル以下で提供され、ローカルマーケットでの食材購入も非常に安価です。水道光熱費は月間20ドル以下と、インドよりもさらに低いレベルです。交通は主にバスが利用され、その費用も1ドル以下と非常に手頃です。
3. ベトナム
ベトナムも生活費が非常に安い国の一つです。ベトナム料理は世界中で人気がありますが、現地で食べれば1ドル以下で美味しい食事が楽しめます。水道光熱費は月間30ドル程度、バスや電車の交通費は1ドル以下と非常に低価格です。
4. グアテマラ
中米のグアテマラも生活費が安い国です。食事は2-3ドル程度で提供され、スーパーマーケットでの食材購入も非常に安価です。水道光熱費は50ドル以下で、交通費はバスを利用すると1ドル以下、タクシーを利用しても5ドル以下で移動できます。
5. ウクライナ
ヨーロッパでもウクライナは生活費が安い方に位置します。ウクライナのレストランでは平均5ドル以下で食事が可能です。水道光熱費は月間70ドル程度で、交通費はバスや地下鉄が1ドル以下で利用できます。
6. ブルガリア
ブルガリアもヨーロッパで生活費が安い国の一つです。食費は比較的安く、外食でも10ドル以下で良質な食事が楽しめます。水道光熱費は月間70ドル程度、公共交通費は1ドル程度で移動が可能です。
7. ボリビア
南米のボリビアは生活費が非常に安い国です。食費は非常に安く、ローカルマーケットでは1ドル以下で新鮮な食材を手に入れることが可能です。また、レストランでも5ドル以下で食事が楽しめます。水道光熱費は月間30ドル以下、バスでの交通費は1ドル以下と低価格です。
8. エジプト
エジプトの生活費も非常に低いです。エジプト料理は健康的で美味しく、1ドル以下で美味しい食事を楽しむことができます。水道光熱費は月間30ドル以下で、交通費も1ドル以下で移動が可能です。
9. フィリピン
フィリピンの生活費は、アジアの中でも低い部類に入ります。ローカルの食材は非常に安価で、外食でも5ドル以下で食事ができます。水道光熱費は月間50ドル以下で、交通費もバスやジープニーが1ドル以下で利用できます。
10. モロッコ
モロッコの生活費も比較的低いです。モロッコ料理は世界的に評価が高く、それを現地価格で楽しむことができます。一般的には、5ドル以下で食事を楽しむことができます。水道光熱費は月間40ドル以下で、交通費も非常に低価格です。
番外編
ランキングTOP10以外で生活費が安く比較的安全な国はないでしょうか?
生活費が安い国としては、例えばジョージア(ヨーロッパとアジアの境界に位置する国)や、アルゼンチンなどが挙げられます。これらの国では、食費、住居費、交通費が日本や欧米諸国に比べて大幅に安いです。
ただし、”安さ”はあくまで一面であり、その国の文化、気候、治安、教育や医療の水準、言語等も考慮に入れる必要があります。また、生活費が安いからと言って必ずしも生活しやすいわけではないという点も理解しておくべきです。各自のライフスタイル、価値観に合わせて、移住や旅行先を選ぶことが重要です。
まとめ
世界で生活費が安い国ランキングTOP10をご紹介しましたが、各国によって生活の質やサービスのレベルは異なるため、生活費だけでなくその他の要素も考慮して移住先や旅行先を選ぶことが大切です。
日本は物価だけ上がり給料が上がらないという現実に直面しているため、海外に目を向けている方も増えているタイミングです。
「安い国ニッポン」と呼ばれるようになってきていますが、日本円である程度の資産があれば海外の物価が安い国にいけばまだまだ贅沢な生活ができる場合もあるので、メリット、デメリットを比較して一つの選択肢として海外移住を頭に入れておくのも良いでしょう!