以前別の記事で「世界の地震ランキング」をご紹介したことがありますが、今回は日本に絞って地震ランキング(都道府県別)をご紹介します。
ランキングを見る前にまずは日本で地震が多い都道府県トップ10を予想してみてください!
日本は世界屈指の地震大国ですが、住んでいる地域によって地震の頻度や規模などは大きく異なります。
地震の対象は2022年から遡り、気象庁によって観測された過去10年間のデータを対象としていますので、直近の地震の傾向が掴めます。
※今回の統計データの概要
・過去10年間(2012年8月27日~2022年8月26日までの直近10年間)が対象
・震度1、震度2、震度3、震度4、震度5弱、震度5強、震度6弱、震度6強、震度7の震度1以上の地震が対象
日本の地震ランキング(都道府県別)トップ10
ランキング | 都道府県 | 地震回数 |
1位 | 熊本県 | 4737 |
2位 | 福島県 | 3234 |
3位 | 茨城県 | 3046 |
4位 | 宮城県 | 2865 |
5位 | 岩手県 | 2735 |
6位 | 鹿児島県 | 2377 |
7位 | 北海道 | 2250 |
8位 | 千葉県 | 1821 |
9位 | 栃木県 | 1657 |
10位 | 東京都 | 1520 |
出典1:気象庁
(※2022年最新データ)
日本の地震ランキング1位は熊本県です。
1位は東日本大震災の被害を受けた東北エリアの福島や茨城、宮城などを予想していた方も多いかもしれませんが、東北エリアを抑えて熊本県が1位となりました。
東日本大震災は2011年3月11日に発生しており、すでに10年以上が経過している一方で、熊本地震は2016年4月14日に発生している影響もあるかもしれません。
ちなみに過去10年間で震度7以上が観測されたのは熊本と北海道の2県のみです。
日本で震度6以上の地震はそこまで多くありませんが、直近の発生件数を知りたい方は下記記事をご覧ください↓
上位の都道府県は九州・東北・関東が多い
日本の地震ランキング2位~10位の都道府県をみてみると、四国や中国、関西地方は一切ランクインしておらず、九州や東北、関東地方が多くランクインしています。
北海道は元々地震が少ないイメージを持っている人も多いかもしれませんが、直近10年間では第7位とかなり上位です。
南海トラフ地震や首都直下型地震が数十年以内に高確率で発生すると言われていますが、南海トラフ地震が発生した場合には九州や四国、関西、東海、関東など太平洋側エリアの広域に渡って被害が出ることが想定されていますので今は地震が少ないエリアでも油断せずに準備しておきましょう!
まとめ
日本の地震ランキング1位は熊本県でした。
直近10年の最新データを元に集計していますが、過去20年、過去30年~と比較すればまた全く結果になる可能性もあります。
次回の記事では逆に日本の中で地震が最も少ない都道府県はどこか?についてランキング形式でご紹介したいと思います。
地震慣れしている日本人ですが、住むエリアによって地震の経験値が全く違ってきます。
できるだけ地震が少ない地域に住みたいと考えている方はぜひチェックしてみてください↓↓