ライターのカカドです!
みなさん、ブラジルといえば何を思い浮かべますか?
サッカー、アマゾン、サンバ..いろいろあると思いますが、「ビーチ」を連想する人も多いのではないでしょうか?
ブラジルはとても大きい国で海に面していないところも多いんですが、多くの観光地には海があるのも本当。ブラジルに行ったらビーチに行かなきゃ損です。
そこで今回はブラジル流ビーチの楽しみ方を紹介します。
【前提】ブラジル人にとっての海とは?
前提として、ブラジル人は海好きがとにかく多いんです。
連休になるとすぐ、「ビーチに行ってくる」と、ビーチのある町に数日間〜数週間滞在する人をよく見かけます。特にブラジルの夏の始まりである年末年始は、海の近くで年越しをする人がたくさんいます。
そして、海では日焼けを気にせずゆっくりとリラックスして、自然を楽しみます。
それでは、海での楽しみ方を具体的に紹介しますね!
自分の好きな水着を着る
海を楽しむためには水着を着ないと始まりません。
ブラジルの水着は日本のものと比べて、露出が多いものをよく見かけます。
そして、露出が多い水着を着るのは、スタイルのいい人、若い人だけではありません。老若男女、体型も年齢も関係なく、好きな水着を着て海に出かけます。
ガリガリでも太っていても、水着を着てみんな海を楽しむのです。
「こんな体型だし、ビキニを着たくない」とか、そういう感覚が全然ないのかな、と思います。そういう考え方、個人的にすごく好きです。
それより何より、みんなが海に行くのは海そのものを楽しみたいからで、海をより肌で感じるための水着なんです。
ちなみに、女性用のビキニにはパットが入っていないものもあります。「海を楽しむのにパットなんて邪魔!」という考え方なのでしょうか?
パットなしで着ている人もちらほら見かけます。
座る場所を確保する
ビーチに到着したら、座る場所を確保しましょう。砂浜に「カンガ(Canga)」という敷物を敷いてもいいし、「キオスク(Quiosque)」といういわゆる’海の家’のようなところで机を確保するのもありです。
どちらにせよ、日差しがかなり強いので、木陰かパラソルを見つけて日焼けしすぎないようにしましょう。
ちなみに、’海の家’のようなところで机を借りたら、飲み物や食べ物を注文しないと失礼なので注意してくださいね。
荷物を砂浜に埋めて隠す
ちょっと残念なんですけど、都会のビーチだと特に泥棒が多いんです。人が周りにいても、かなり素早い手口で盗まれる、なんてこともしばしば。
なので、海に入りたい時は誰かに荷物を見てもらうか、荷物を砂に埋めるのがおすすめです。方法としては、盗られてもいい荷物や「カンガ(Canga)」という敷物の下に、盗られたくない荷物をビニール袋に入れて砂浜に埋めるだけです。
もちろん、誰かに見てもらうのが一番ですけど、どうしようもないときにはこの方法、おすすめです。
海の家でご飯を頼む!
お腹が空いたら、海の家でご飯を注文しましょう。シンプルな料理でもちょっと高めなことが多いです。だいたい、2人で〜2000円くらいはかかり、ブラジルの物価からすると高いですね。
他には、ビールやカイピリーニャ(カシャーサのカクテル) もあるので、お酒を頼むのも楽しみ方の一つです。
海の家以外で、ビーチでの歩き売りから買うのも、選択肢の一つです。
例えば、お酒や食べ物以外にもマテ茶やアイス、ココナッツウォーターやアサイーなど、ブラジルらしさを楽しめるものもたくさんありますよ。
トイレは海で(小声)
これは良いのか悪いのか..少し迷いながら書きますね。
ブラジルのビーチには、トイレがあるところももちろんありますが、都会のビーチでもかなりその割合は少ないように感じます。
では、ブラジルはどう対処しているかというと、「海でトイレする」のです。
最初にこれを知ったときは衝撃でした。
友達:「トイレ大丈夫?」
わたし:「家まで我慢するよ。」
友達:「海でしてきなよ。さっきわたしはしたよ。」
わたし:「はっはっはっ(冗談だと思い笑う)」
このときは冗談だと思っていたのです。
ですが、他の友達も、二十歳くらいの年下の友達も、おじいちゃんおばあちゃんも、みんな同じことを言うので、やっと本当だと悟りました。
そして、友達同士、恥ずかしがることなく、「トイレ行こ!」と、海の中に一緒に入ることだってあります。
ブラジル人の常識の一つに「海でトイレ(小)をするのは問題ない」というのがどうやらあるらしいんです。びっくりしました。
まとめ
ブラジル流ビーチの楽しみ方を紹介してきましたが、いかがでしたか?
ブラジル人の多くが海が好きで、連休や年末年始をビーチ近くで過ごす人がたくさんいます。そんなブラジルの海の楽しみ方は、日本とはちょっと違うところもありましたね。
日本では水着を恥ずかしくて着たくない人も、ブラジルでは好きな水着を着て、思いっきり海を楽しんでみてくださいね!