海外旅行や海外への引っ越しをするとき、何を日本から持っていけば良いのか、現地には何がないのか、気になって調べる人も多いと思います。
そんなとき、旅行ブログなどを見ると、何があって何がないのか、ないけど現地で揃えられるもの、なくても大丈夫なもの、人によってもいろいろあるんじゃないかな、と思います。
このページでは、「現地になくて、必須じゃないけど恋しくなったもの」について書いていきます。
もちろん、国によって人によって、あるものや必要なものなどは変わると思いますが、ここでは、ブラジルでわたしが恋しくなったものについてご紹介します。
なくても全然生きていけるけど、あったらいいのにな、と思うものは何なのでしょうか?早速見ていきましょう。
お風呂
海外に行くと大抵の人が、お風呂が恋しくなるのではないでしょうか?
現地にはお風呂がなく、シャワーはあるので身体を洗うのに困りませんが、恋しくなります。
お風呂って、身体を休ませるのと同時に、心も穏やかになりませんか?
家のお風呂でもそうですし、温泉や町の銭湯でもいいですし、温かいお湯に入ると気持ちもリラックスして、ストレス解消にもつながりますよね。
そんなお風呂のありがたみに、日本にいるときはあまり気が付いていませんでした。
でもいざ、海外でお風呂のない環境にいると、お風呂が恋しくなるのです。
トイレ
今わたしが一番恋しいのは日本のトイレです。こんなことを言うと、「何を言っているんだ?」と思われるかもしれませんが、本音で話しています。
日本のトイレは基本的に清潔で整っていると思うのですが、これはどうやら当たり前ではなさそうです。
今住んでいるブラジルには、トイレットペーパーがなかったり、鍵がかからなかったり、水が流れにくかったりするトイレがたくさんあります。
個室に入るとき、まずはトイレットペーパーがあるかどうか、ちゃんと流れているかを確認した上で、鍵がかからなくても手でドアを押さえながら済ませる、なんてことがよくあります。
そんなトイレ、日本ではなかなかないんじゃないでしょうか?
公衆トイレであっても、鍵はかかるんじゃないかなと思います。
美容院
日本人が海外に行って気づくことの一つとして、日本の美容院の良さがあります。
海外の美容院のレベルが低いと言いたいのではなく、日本の美容院は、恐らく日本人の髪の毛や好みをかなり理解した上で、サービスをしているような気がします。
例えば、「髪をすいてください」と美容院で言うと、必ずすきバサミがあると思いますが、ブラジルにはすきバサミがないところが多いそう。バッサリとぶつ切りされるパターンがしばしばあります。
他にも、日本の美容院ではシャンプーしてもらうとき、目や耳に水が入らないような工夫やグッズを使ってくれますが、ブラジルでは少し雑な印象を受けることがしばしばありました。
たぶん、わたしが「かゆいところないですか〜?」「大丈夫ですか〜?」みたいな優しい声かけを密かに希望していたからだと思います。
それにしても、日本の美容院は居心地がいいような気がしますね。ちょっと恋しいです。
コンビニ
何かちょっと困ったときに立ち寄れるコンビニが、ブラジルにはあまりありません。
コンビニが必要かどうかと言われたら、わたしにとって必須ではなかったんですが、あるといいのにな、とふと思うことがあります。
ちょっとアイスを食べたいな、とか、肉まん食べたいとか、そんな高望みは叶いません。
必要ないけど恋しいことの一つですね。
時間を守ること
これは物理的なものではないですが、時間を守るという習慣がたまに恋しくなることがあります。
特に最初の方が、時間通りに物事が進むことを、いつも頭の中のどこかで求めていました。
でも、ブラジルではそんなことはなかなかありません。
確かにメトロや電車などは比較的、時間が守られます。
ですが、交通機関であればバス、仕事の開始時間、スポーツの練習の開始時間、パーティの開始時間などは時間通りに始まることはほとんどないように感じます。
必須ではないことは分かっているんですけど、やっぱり身体は日本のリズムに慣れているものです。たまに恋しくなります。
まとめ
「現地になくて、必須じゃないけど恋しくなったもの」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
海外に行くとき、行き先や行く人によって持っていくべきものは変わります。
その情報収集はブログなどで予めできるかと思いますが、「必須じゃないけど恋しくなるもの」を知っておくことで、心の準備ができるんじゃないかな、と思います。
「海外に行くときは、日本の生活を求めない。海外の生活を楽しむ!」ことを意識すると、恋しさも薄れてもっと生活に慣れやすくなると思うので、おすすめです!