【スペイン語講座2】”haber”動詞と”estar”動詞

みなさん、こんにちは。スペイン語講師兼ライターのあかりといいます。オンラインでスペイン語講師をして3年目になります。

この記事では「~があります」という場所を表す表現である、スペイン語の”haber”動詞と”estar”動詞について紹介します。

 

”haber”動詞とは?

スペイン語では不特定のものや人の場所を表す際、”haber”動詞を用います。三人称単数形で活用し、文中では”hay”という形になります。

“hay”は英語の”There is”や”There are”にあたります。英語では単数形と複数形でbe動詞が変化しますが、スペイン語では”hay”のみですので注意しましょう。

 

例文チェック

Hay un chico en la sala. ホールには一人の少年がいます。

Hay muchos estudiantes en la universidad. 大学には沢山の学生がいます。

Hay unas manzanas en un bolso. バッグの中にはいくつかのリンゴがあります。

Hay cuatro coches cerca de la tienda. お店の近くには4台の車があります。

 

”estar”動詞とは?

”estar”動詞は主語の人称によって一人称・二人称・三人称の単数・複数の6種類に活用されます。

主に特定の主語の一時的な状態や場所を表すときに使います。活用は以下の表の通りです。

単数 人称 主語 estar 複数 人称 主語 estar
一人称 Yo

estoy 一人称 Nosotros

私たち

estamos
二人称

estás 二人称 Vosotros

君たち

estáis
三人称 Él

está 三人称 Ellos

彼ら

están
Ella

彼女

Ellas

彼女たち

Usted

あなた

Ustedes

あなたたち

 

例文チェック

① estar + (形容詞) で主語の一時的な状態を表す

Estoy feliz. 私は幸せです。

Tú estás ocupado. 君は忙しいです。

Ella está contenta. 彼女は満足しています。

 

主語の場所・位置を表す

Estoy en Japón. 私は日本にいます。

Estamos en casa. 私たちは家にいます。

Este hotel está cerca de mi oficina. このホテルは私の職場の近くにあります。

 

まとめ

”haber”動詞は不特定のものや人の場所を表すときに、”estar”動詞は特定の主語の一時的な状態や場所を表すときに使うという違いが分かりましたでしょうか。

この記事を読んで少しでも理解が深まってもらえれば嬉しいです!

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