【歴代外国人相撲力士ランキング】日本の相撲界で出身が多い国トップ10!モンゴル人力士が多く強い理由とは?

世界には196ヶ国あると言われていますが、その中で日本の相撲界において出身が多い国のランキングをご紹介します。

ランキングを見る前にまずは世界で相撲力士が多い国トップ10を予想してみてください!

相撲で外国出身といえば・・・やはりモンゴルが有名でしょうか?

相撲に詳しくない方でも横綱という最高位のランクとして「朝青龍」や「白鵬」というモンゴル選手が活躍していることは知っていると思います。

しかし、モンゴル以外の国で相撲力士といえばどのような国が多いのでしょうか?

歴代外国人相撲力士の出身の多い国トップ10

ランキング 国名 人数
1位 モンゴル 57
2位 アメリカ 31
3位 ブラジル 16
4位 韓国 12
4位 中国 12
6位 台湾 11
7位 トンガ 8
8位 ロシア 6
9位 フィリピン 5
10位 ジョージア 4

出典1:財団法人日本相撲協会2016年8月時点)
出典2:外務省「世界色々雑学ランキング

歴代外国人相撲力士の出身の多い国1位はやはりモンゴルです。

2位以下の国と比べてもダントツ多いのがわかります。

2位~10位の国はすべて意外な国だと感じる方も多いかもしれません。

トンガやジョージアは日本人にとってはあまり馴染みがないですが、逆に記憶に残りやすいため知っているという方もいるでしょう!

逆に、アメリカやブラジル、韓国、中国などの国から相撲力士が誕生していることは相撲ファン以外の間ではあまり知られていないと思います。

日本の相撲界にモンゴル人力士が多く強い理由

本来、相撲といえば日本の独自文化で日本の力士が強いはずですが、「ガラパゴス化」とも言われるほど外国人力士の活躍が目立っています。

特にモンゴル出身者は数も多く、横綱になるほど強いです。

モンゴル出身の横綱は「朝青龍」、「白鵬」、「日馬富士」、「鶴竜」などです。

なぜこれほどまでにモンゴル人力士は強いのでしょうか?

まず、モンゴルでは相撲の人気が高く競技人口が多いです。

日本人力士は約650人と言われていますが、モンゴル人力士は約6000人と言われています。

モンゴルは国の人口が300万人もいないにも関わらず6000人の力士がいるわけです。

一方、日本は人口1億2000万人もいて力士はたったの650人です。

このデータをみるといかにモンゴルで相撲の人気が高く競技人口が多いかがわかります。

競技人口が多いということは結果的に競争が激化し、そこで生き残った優秀な力士が日本の相撲界で活躍することになります。

また、モンゴル出身力士は日本人と比べても生活環境などの違いから身体能力が元々高い傾向があり、相撲のテクニックなども日本人力士を上回っている場合が多いです。

さらには勝負事にはメンタル面が非常に重要ですが、モンゴル出身力士は、日本の相撲界で活躍して家族に貢献したいという気持ちなどが強く、メンタル面においても日本人力士を上回っていることも多いようです。

まとめ

「日本の相撲=モンゴル」というイメージが強くなってきているのは、モンゴル出身の力士が大活躍しているからだとわかりました。

日本の伝統文化の相撲において、日本人力士よりも外国人力士が活躍する状況には複雑な気持ちを持っている方も多いかもしれません。

近年、オリンピックにおいても柔道などは日本人が負けることも少しずつ増えてきていますが、相撲と状況が少し似ていると感じます。

しかし、日本の伝統文化が海外にも多く知れ渡り人気が出ていることも事実ですのでそういう点は日本人として嬉しい部分ですよね。

 

 

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