【韓国留学】若者の街・弘大(ホンデ)を例にオフィステルをご紹介。メリット・デメリットとは?

こんにちは、ライターの加藤祐希です。

これから韓国留学をする場合、多くの方が寄宿舎(学生寮)に住むと思います。

でも、寄宿舎だと、門限などの規則があるので、自由に生活できませんよね。

「周囲に気を使うのは嫌なので、一人暮らしをしたい」

こう考える方もいるのではないでしょうか。

そこで、この記事では若者の街・弘大(ホンデ)を例に韓国のオフィステルをご紹介します。

メリット・デメリットについてもお伝えしますので、記事を最後まで読んでいただけると、オフィステルについて具体的にわかりますよ。

韓国の住居オフィステルとは?

韓国の住居オフィステルとは、「オフィス+ホテル」の造語です。

低層階がコンビニやカフェなどの商業施設になっていて、上層階は住居になっています。

建物はホテルのようにきれいで、日本でいうワンルームの高層マンションに近いですね。

オフィステルによっては、共同のジムやラウンジもあります。

オフィステルの最大の特徴としては、セキュリティが最高です。

管理人や警備員が常駐しているので、トラブルへの対応やセキュリティについて安心して生活できます。

韓国のワンルームの高級バージョンが、オフィステルだと思ってください。

・低層階は、コンビニやカフェなどの商業施設になっている
・管理人や警備員が常駐しているので、セキュリティ面で安心・安全

次は、ソウルの若者の街・弘大を例にオフィステルをご紹介します。

若者の街・弘大を例にオフィステルをご紹介

それでは、ソウルにある若者の街・弘大を例にオフィステルの費用・契約期間・設備について、それぞれ見ていきましょう。

費用

  • 保証金:100万円
  • 家賃:月6万5千円
  • 管理費:月8千円
  • 水道光熱費:月3千円
  • インターネット代:月2千円
  • 掃除費:1万円(退去時に保証金から引かれます)

契約プランによっては、保証金を低くできます。
ですが、その分家賃は高くなるでしょう。

保証金に関しては、退去時にきちんと返還されるので、心配しないでください。

契約期間

契約期間は、1年以上です。

交渉によっては、短期契約も可能ですが、その分家賃は高くなります。

設備

  • エアコン
  • オンドル(床暖房)
  • キッチン(コンロ付き)
  • 冷蔵庫
  • 洗濯機
  • シャワートイレ(仕切りあり)
  • クロ―ゼット
  • 靴箱
  • オートロック

ワンルームに比べて、家具や家電はそろっていません。

ベッドや机、電子レンジのない物件が多いです。

シャワートイレについては、ガラスで仕切られているので、トイレが水でビショビショになりません。

宅配便は管理室で受け取ってもらい、保管してもらえます。

警備員も常駐しているので、安心して生活できます。

オフィステルに住むメリット・デメリット

ここでは、オフィステルに住むメリット・デメリットについてお伝えします。
それぞれ見ていきましょう。

メリット

静かに生活できる

オフィステルは、静かに生活できる環境です。
高層の建物なので、部屋にはあまり地上の音は届きません。

ホテルを想像すると、わかりやすいです。

ホテルに宿泊した時、「うるさいなあ」とあまり思わないですよね。

オフィステルもホテルと同じで、静かな空間で快適に過ごせます。

最高のセキュリティ

一人暮らしの住居としては、最高のセキュリティです。
何といっても、警備員が常駐しているので、心強い。

建物の入口では、部外者が入れないようになっていて、防犯カメラも設置されています。

オフィステルに住めば、泥棒に入られる心配はないので、平和に暮らせますよ。

利便性に優れている

オフィステルは、利便性に優れています。
下層階は、コンビニやカフェ、スーパーなどの商業施設になっているので、買い物がラクです。

管理室で宅配便を預かってもらえるので、気軽に外出もできますよ。

アクセスも抜群で、近くにはバス停や地下鉄の駅があるので、遊びに出かけやすいです。

デメリット

お金がかかる

オフィステルに住むには、何よりお金がかかります。
保証金や家賃、管理費は、ワンルームより高いです。

オフィステルは、高層で大きな建物ですし、警備員もいます。
ですので、管理するためには、それだけお金が必要なんですね。

セキュリティも強固な分、ワンルームより多くの費用が必要です。

忘れ物をすると面倒

忘れ物をした場合、部屋に取りに行くのが面倒です。
オフィステルは高層の建物なので、部屋の行き来に時間がかかります。

外出した後、忘れ物に気が付いて、エレベーターに乗って部屋に戻る。

忘れ物を取ったら、エレベーターに乗って外に出る。

考えるだけでも、時間がかかって大変ですよね。

何かを買い忘れてしまって、もう一度買いに行く場合も同じです。

入居時に自分で用意するものが多い

入居時に自分で用意するものが多いです。
オフィステルは、ワンルールに比べて、用意されている家具や家電が少ないです。

ベッドや机、電子レンジのない物件が多いので、自分で購入しないといけません。

日本で一人暮らしを始める時と似ていますね。

インターネット回線も、自分で契約する必要があります。

セキュリティは最高ですが、入居時に自分で準備するものが多いので、大変です。

まとめ

以上、韓国のオフィステルについてご紹介しました。

メリット・デメリットもわかり、オフィステルがどういう住居なのか、具体的にイメージできたのではないでしょうか?

オフィステルは、ワンルームに住むよりも、さらにお金のかかる住居です。

それでも、負担は大きいものの、セキュリティ面での安心感を得られます。

お金に余裕があって、安心して韓国での留学生活を送りたい方は、ぜひオフィステルに住んでみてください!

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