日本人が海外移住しやすい国「ラトビア」。不動産投資で永住権を取得する方法が人気?

海外移住しやすい国ランキングTOP10!で8位にランクインしたラトビア。

ラトビアと言えばどのような印象をお持ちですか?

ヨーロッパ?バルト三国?・・・日本人に聞くとラトビアの具体的なイメージはほとんど出てこないと思います。

ラトビアという国自体の名前は日本人のほとんどが聞いたことはあると思いますが、ラトビアの現地の生活スタイルや文化など詳細を把握できている人はほんの一部でしょう。

そんな中、今回は日本人が移住しやすい国としてラトビアを特集します。

ラトビアは日本人が海外移住を検討する際に、ヨーロッパの中ではビザや永住権を取得しやすい部類です。ビザについては後ほど解説します。

まずはラトビアへ移住を検討するにあたり、「メリット」と「デメリット」をそれぞれ見ておきましょう。

ラトビア移住の「メリット」&「デメリット」

メリット(移住しやすい理由)
ビザや永住権が取りやすい(特に起業でのビザ取得の敷居が低い)
・他のヨーロッパ諸国に行きやすい(シェンゲン協定加盟国)
・ヨーロッパ内では物価が安い(不動産も安い)
・ヨーロッパの中では比較的治安は良い
・オーガニック食材が安く手に入る
・街並みが綺麗
・美男美女が多い国として有名
デメリット(不安要素)
・永住権取得のための保証金が高額(30万ユーロ=約3600万円)
・冬は厳しい寒さで暗い日が続く
・公用語がラトビア語で英語があまり通じない
・日本との距離が遠く直行便がない(12時間以上)
・日系企業が進出していないため就職するなら現地起業の採用

「メリット」と「デメリット」を比較してどう感じましたでしょうか?

日本からも遠くイメージがあまりない国ですので、いざ移住するとなると不安の方が先行してしまうこともあるでしょう。

特にラトビア語かロシア語が主流で英語があまり通じないのはヨーロッパなのに意外ですよね。

ラトビアは旧ソ連の一部だったため現地で仕事を探そうと思ったらロシア語も必要になることが多いようです。

パパ
永住権申請の際にもラトビア語の能力が必要なので事前に把握しておきましょう。

 

ラトビアで永住権を取得するための方法

まず、ラトビアで永住権を取得するためには下記の6つのいずれかの居住許可証を保持しておくことが必要です。

①就労ビザ

ラトビア現地の企業に雇用された場合に就労許可証を申請可能。


②投資家向け長期ビザ

ラトビアの国や企業に投資する場合に許可証を申請可能。


③不動産投資家向け長期ビザ

ラトビア現地の不動産を購入すると許可証を申請可能。

金額は最低で約7万ユーロ(=約840万円)

保証金が30万ユーロ(約3600万円)必要のため資金に余裕がある人向けとも言えます。

ちなみにラトビアへの移住の際は、この不動産投資での永住権獲得の方法が一番人気です。
(特にロシア人がこの方法を活用しているとのこと)


④起業家向け長期ビザ

ラトビア現地で起業する場合に許可証を申請可能。


⑤EUブルーカード

EUブルーカードを取得するためにはEUで雇用されることが条件です。

優秀な外国人が各国に雇用されこのビザが発行されます。


⑥家族向け長期ビザ

結婚ビザです。

ラトビア人と結婚することで永住権を獲得できる仕組みです。


上記6つのいずれかのビザを取得できると通常は1年間の長期ビザが発給されます。

これらを1年おきに更新していき5年間続くと永住権が申請できる流れとなります。

パパ

不動産投資をする余裕のある方は不動産投資で永住権を取得することが一番手っ取り早いでしょう。

そうでない方は、別の長期ビザを取得し、5年間ラトビアに住んでラトビア語を身につけて永住権の取得を狙う形になります。

 

まとめ

ラトビアは日本からは遠いですが、ラトビアのビザや永住権を取得することで他のヨーロッパ諸国に自由に行き来できるのが魅力的です。

海外移住を検討するときには、一般的には物価が安く日本からも近い東南アジア諸国が第一候補に挙がりますが、ほとんど情報がないラトビアへ移住するのは少し勇気がいるかもしれません。

ですが、ラトビアはヨーロッパの中では物価が安く、ヨーロッパの中では比較的ビザや永住権が取りやすいため移住先候補の一つになるでしょう。

ラトビアという国自体は日本人にとっては比較的マイナーな国なので、まずは旅行などで一度現地に行って街や人々の雰囲気を体感することをオススメします。

ぜひ海外移住の一つの候補にラトビアを検討してみてはいかがでしょうか?

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